契約結婚
外した結婚指輪
小田原の実家へ戻った万砂子を信太郎が追いかけてくる。信太郎はもう一度やり直したいと土下座して謝るが、万砂子は自分の愛は冷めたと言って、結婚指輪をはずす。三年後。万砂子は水産加工を営む直人と再婚。出産した女児・万希は二歳になる。ある日、急死した渡辺の一周忌の法要が行われる。万砂子も列席するが、大阪に転勤になった信太郎は渡辺を嫌っていたから現れないはずだった。が、そこへ、何も知らない信太郎が突然、帰ってくる。信太郎は睦美という女性と一緒で、契約結婚をしたという。続いて、直人が万希を連れて福田家へやってくる。