信太郎から子どもを産まないよう説得された万砂子は、傷ついて実家へ帰る。事情を知った初枝は万砂子を産んだときの思い出を語り、女は強くなくてはいけない、と万砂子を励ます。万砂子が不憫な達郎は八重子の元へ抗議に行く。すると、八重子が離婚の成立していない渡辺と同居していて、唖然とする。非常識な福田の家に憤慨した達郎は、子どものことはあきらめるよう万砂子に言い聞かせる。その夜、初めて胎動を感じた万砂子は、喜びの涙があふれてくる。翌日、万砂子は子どもを産むことを信太郎に宣言。離婚届を突きつける。やけになった信太郎は、退院した恵子を呼び出す。