契約結婚
憎しみの代償
次雄を万砂子の会社に預けて外出した美千代は、弁護士の西村を伴って福田家に乗り込む。そして、俊太の死と次雄の後遺症について、万砂子に三億五千万円の損害賠償を請求する。信太郎は何とか示談に持ち込もうと交渉するが、万砂子を苦しめるのが目的の美千代は、耳を貸さない。翌日、万砂子の編集部に美千代から嫌がらせのファックスが届く。さらに、美千代は俊太の事故死をスキャンダラスな週刊誌に売り込む。祥子の勧めで、万砂子はしばらく休職することになる。信太郎は編集部に抗議に行くが、万砂子は自分のことは放っておいてほしいと信太郎を拒絶する。