第11回 2012年6月25日(月)放送 あらすじ

最後の密室事件~榎本が、いなくなる日

榎本径(大野智)が不在の中、青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)は事件の検証を行う。そして、榎本は犯人ではない、と純子が断言したとき、榎本が釈放されたと連絡が入る。専務の久永(中丸新将)が犯行を自認したからだ。拘置所で純子と接見した久永は、睡眠中の無意識のうちに社長を殺害したのかもしれない、と弱気になっていた。
その後、榎本は、副社長の穎原雅樹(鈴木一真)らに、社長が狙撃事件を自作自演したのは、社長室に隠した何かを守るため、窓を防弾ガラスに交換させたかったからだろう、と話す。
榎本は、自分のことを通報した犯人が自分と社長との因縁を知ったのは、社長室での純子との会話を盗聴していたからだと推測。そんなことが可能な人物は誰か、考えを巡らせた榎本は、第一発見者の窓拭きのスタッフ・佐藤学(玉木宏)に会いたいと雅樹に申し出た。
やがて、榎本と純子の前に佐藤がやってくる。純子は佐藤に、社長が倒れていた場所を尋ねた。佐藤がキャビネットの方を指すと、榎本は窓の外からだとそこは見えないはずだと指摘。佐藤は「ゴンドラが上がったときに見えた」と証言した。
そんなとき、芹沢からの電話で純子が退室。榎本と2人きりになった佐藤は、社長室にいる違和感を口にした。自分は、ガラス越しに眺めることしかできない存在だ、と話す佐藤。そして、あなたも自分と同じ側の人間だろう、と榎本の様子をうかがい…。

キャスト

榎本径:大野智

青砥純子:戸田恵梨香

佐藤学:玉木宏

穎原雅樹:鈴木一真

久永篤二:中丸新将

穎原昭造:佐々木勝彦

伊藤寛美:西山繭子

水城里奈:能年玲奈

河村忍:本田翼

萬田刑事:丸山智己

鴻野刑事:宇梶剛士

芹沢豪:佐藤浩市

ほか

スタッフ

【原作】
貴志祐介

【脚本】
相沢友子

【演出】
松山博昭
加藤裕将
石井祐介

【協力プロデュース】
中野利幸

【プロデュース】
小原一隆

【制作】
フジテレビドラマ制作センター

バックナンバー