初体験

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放送内容

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2002年3月19日(火)放送終了

放送内容詳細

 真智(水野美紀)の部屋に琴美(坂井真紀)、由加里(篠原涼子)を招いて、琴美の送別会が始まった。そこで真智も拓海(藤木直人)と一緒に2年間ペルーに行くことを打ち明けた。「止めないで!」と興奮してしゃべりまくる真智に、やっと琴美が口を挟めた。「止めないよ。迷ってるの? どんなに愛していても、時間と距離を埋めるのは難しいの」。
 真智は、由加里にも同意を求めた。だが、由加里は戸惑っていた。「二人とも行っちゃうんだ。真智はこうなったら添い遂げろよ」。寂しげな由加里であった。
 雅枝(加藤治子)と歩(小泉孝太郎)に、拓海を合わせる日が来た。
 「何が好き」。にこにことどうでもいいことを聞く雅枝。歩は「結婚しないのか」「姉貴は2年たったら30才ですよ」と詰め寄る。真智は歩を外に引き釣り出し、「私と彼は、深いところで繋がってるの!」と黙らせる。その間、雅枝は拓海に「真智には傷ついてもいいから飛び込め、って、言ってきたの。だから何も言わない」とびしりと言い切るのだった。
 話が終わって、診察室を通り抜ける折、真智が動物の話をしみじみと始めた。手触り、癒し、そしてどうして自分が獣医になったことか・・・など。拓海はその様子を、心に引っ掛かるものとして感じるのだった。
 翌朝、雅枝は、スタッフに閉院することを報告した。真智がペルーに行き、小手島(八嶋智人)も別に開業すると聞いて、みな、納得せざるを得なかった。
 喫茶「胡桃」も閉店の準備中であった。10日後に入院を控えた玉木(矢島健一)に、様子を見に来た雅枝は言った。「いつかまた、あなたのコーヒーを飲むと信じてますからね」
 拓海が仕事をしているスタジオに敦史(オダギリジョー)がやって来た。敦史は高梨動物病院がなくなることを告げた。
 「跡継ぎがいなくなるのさ。あんた、結局自分のことしか考えてないんじゃないの」。答えることの出来ない拓海だった。
 そのころ真智は、自分が動物の犠牲を伴って獣医になったことを思い出し、雅枝に「本当にいいのかな・・・・・・」と相談していた。雅枝は答えなかった。
 真智はそんな揺らぐ気持ちを吹っ切るために、拓海の部屋へ向かった。だが、拓海は「お前、これでいいのか?」と問いただす。真智は明るく、「もちろん」と答える。と、外へ出た時、携帯が鳴った。酔ったような声の由加里からであった。「寂しくて薬飲んじゃった」
 真智は由加里のアパートへ飛んで行った。ガラスを割り中へ入る。倒れている由加里を見つけ抱き起こす。吐かせようとして、飲んだ薬を見つけた。わずかな量である。ほっとする真智。すやすや眠り始めた由加里を見ていて、真智は涙が溢れ始めた。
 真智は再び、拓海の部屋へ向かった。ドアが開くや否や、拓海に飛びついた。「このままにしていて」。抱いたまま拓海が口を開いた。
 「高梨、俺たちはフィフティ・フィフティだよな。互いがどちらかの犠牲になることなんかしたくない。お前は俺をカメラの仕事に戻してくれた。俺がお前の仕事を奪うわけには行かない」
 「いいの、一緒にいたいの。走り出しているのに止めないで!」。叫ぶ真智。
 「別れるんじゃない、離れるんだ」
 「なぜ、離れなきゃいけないの?分かんない!もう一人になれないのよ。2年も待てない。あなたは平気なの?」。困惑する真智。だが、拓海は言った。
 「俺は平気だ。自信がある。そう感じるんだ。お前も感じろ」
 二人は途方にくれた。
 1週間後。琴美の引越しの日が来た。見送りにきた真智と由加里に琴美が言った。
 「誰かがいなくなったら倒れちゃうような関係はいけないよ。出直そう、新らしく」。二人に琴美の言葉が響いた・・・。
 いよいよ拓海の出発の日が近づいて来たのだが・・・。

出演者

高梨真智(27) … 水野美紀
広田(旧姓房野)拓海(27) … 藤木直人
榎本由加里(27) … 篠原涼子
甲田敦史(23) … オダギリジョー
合田美佐(24) … 畑野浩子
高梨 歩(21) … 小泉孝太郎
小手島雄治(35) … 八嶋智人
椎名琴美(27) … 坂井真紀
高梨雅枝(68) … 加藤治子

スタッフ

脚本
  神山由美子
  (「ファイティングガール」)

監督
  木下高男
  (「ファイティングガール」「お見合い結婚」他)
  土方政人
  (「女子アナ。」「ナオミ」他)

音楽
  中西俊博
  (「ファイティングガール」「お見合い結婚」他)

プロデューサー
  稲田秀樹
  (「私を旅館に連れてって」「催眠」「ソムリエ」「いいひと」他)
  土屋 健
  (「できちゃった結婚」「涙をふいて」他)

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