エコラボ~もったいない博士の異常な愛情

2007年4月27日(金)放送 みどころ

ホテルに泊まると用意されている、アメニティ。
皆さんは、このアメニティが“もったいない”と思ったことはないだろうか?
宿泊の記念にと持ち帰る人も多いが、使いかけのまま置いていかれ、そのまま廃棄されてしまうことも多いアメニティ。
そこで今回、この“もったいない”を解決すべく、博士が指名した研究員とは・・・。
数々の企業と組み、独自のデザインコンセプトを打ち出してきた、コンセプター・坂井直樹。
彼は、このアメニティに、どのような新しい提案をしてくるのか?

そして、もうひとつ。
本を買うとその場で付けてもらえる、書店のブックカバー。
最近では書店独自の個性を打ち出したものもあり、多様化しているが、そのほとんどが、本を読み終えたら、外され、棄てられてしまうのでは?
これはもしや“もったいない”と言えるかもしれない。
そこで、この“もったいない“を解決すべく、博士の指名を受けた研究員とは・・・。
今、その鋭い感性で、グラフィックだけでなく、CMや展覧会などの総合ディレクターも務める、アートディレクター・古平正義。
古平は、このブックカバーに、どのような新しい提案をしてくるのか?
今夜も、ちょっとしたアイデアで、地球上の“もったいない”を救う!


坂井直樹(さかいなおき)/コンセプター
ウォーターデザインスコープ代表
1947年、京都生まれ。87年、日産「Be-1」、89年「PAO」を世に送りだし、フューチャーレトロブームを創出した。
1988年にはこれまでのカメラの概念を覆すオリンパス「O-Product」を発表、95年、MoMAの企画展に招待出品しその後永久保存となる。95年以降、情報 通信関連のプロダクツとコンテンツ開発を多数手がける。05年11月、KDDIからコンセプトモデル「MACHINA」と「HEXAGON」の2機種を発表。その他ジョージア“ワンセグTV”、ベビーカー、ガスレンジなど数多くのプロダクトを手がける。現在auの社外デザインプロデューサーを担当。最新の著書に「デザインのたくらみ」がある。

古平正義(こだいらまさよし)/アートディレクター
1970年大阪生まれ。
美術館のポスター、CI、広告、パッケージデザイン、ブックデザインをはじめ、映像や展覧会の会場構成、建築のサイン計画なども手掛ける。
JAGDA新人賞、東京ADC賞、ニューヨークADC特別賞、ONE SHOW Silverなど受賞。最近の仕事に「LAFORET GRAND BAZAR」ポスター・CM、
「パティスリーKIHACHI」パッケージ、「竹尾ペーパーショウ2007」総合ディレクター、など。

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