エコラボ~もったいない博士の異常な愛情

2007年7月20日(金)放送 みどころ

世界の人口は、およそ66億人。
このうち箸を使って食事をしているのは、およそ3割の20億人。
日本・中国・韓国などアジア系の人々だという。

そんな箸文化が発達しているアジア地域で見ても、
なんと日本のみでしか見られないものがある。

そう、今回のテーマは、割り箸…
割り箸とは、日本独自の文化なのである。

日本で1年間に消費される割り箸の数は…というと、
およそ250億膳。
これは途方もない数字だが、
日本人ひとりあたりで計算すると、年間ひとりおよそ200本も使っていることになる。
なんと、もったいない。

そこで、今回、この“割り箸”のもったいないを解決すべく、
博士が指名した研究員とは…
生活に根ざした、美しいプロダクトを次々と生み出す、
プロダクトデザイナー・澄川伸一。

日本独自の食文化に欠かすことの出来ない、この “割り箸”に、
澄川は、どんな解決法を見出すのだろうか!?

今宵も、ちょっとしたアイデアで、地球上の“もったいない”を救う!!

澄川 伸一 スミカワ シンイチ
プロダクトデザイナー

1962年 東京新宿区生まれ。
1984年、千葉大学工学部工業意匠学科卒業後、ソニーに入社。北米向けスポーツウォークマン、ラジオなどを多数デザイン。
1991年、澄川 伸一デザイン事務所設立。以後、ハイテク商品以外にも、医療機器、測定器などのプロ用の機器から、浴槽、家具、スポーツ用品、日用品まで身の回りの道具を幅広くデザイン。2005年の富山プロダクトデザインコンペのグランプリをはじめ、コンペ受賞多数。

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