ダブルスコア
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2002年12月17日(火)放送終了

放送内容詳細

 橘真ノ介(反町隆史)と河村悦郎(押尾学)は、夜の繁華街をパトロール。たむろしている少女たちに職務質問した悦郎は、彼女たちが一ヶ月も家出していると聞かされて驚くが、真ノ介は相手にもしない。そんな悦郎に、真ノ介が辞令のことを話す。そう、悦郎の実務研修期間がもうすぐ終わろうとしていた。
 その頃、とあるマンションの一室。部屋の主でルポライターの加瀬哲夫(井田國彦)に、17歳の菅沼亜弓(水川あさみ)が小遣いをねだっている。だが、加瀬は政治家、岸本英二郎(石田太郎)のスクープ記事に夢中。亜弓は、加瀬に家で少女の追跡ルポのインタビューを依頼されていたのだ。加瀬は、岸本の愛人が盗み出したと言うスクープネタを亜弓に話そうとするが、彼女は興味を示さない。しかし・・・、テレビのニュースを見ていた亜弓が突然、岸本の愛人の名を当てた。驚く加瀬に、亜弓はテレビ画面を示す。ニュースでは、愛人が何者かに銃殺されたと報じていた。加瀬は、とっさに岸本が口を封じたと判断。このままでは、自分も危ない。加瀬は、部屋にあったぬいぐるみを亜弓に渡すと、家に帰るように言って追い出した。すると亜弓と入れ違いに、加瀬のマンションを西本和明が訪ねてくる。手に拳銃を持っている。と、亜弓が戻ってきた。加瀬は、ぬいぐるみを持って逃げるよう彼女に叫ぶ。亜弓が逃げ出すと、西本は加瀬を撃ち殺した。
 西本に追われて、繁華街を逃げ惑う亜弓。それを、悦郎と真ノ介が発見。真ノ介たちが亜弓に追いつくと、男たちが襲ってきた。仕方なく男たちと戦う真ノ介たち。亜弓は、さらに逃げて、途中でぬいぐるみを捨てた。そのぬいぐるみを拾ったのは、男たちを蹴散らした真ノ介。その様子を、西本が見ている。ぬいぐるみを持った真ノ介と悦郎が覆面車に戻ると、殺人事件発生の無線が入った。現場は、真ノ介たちがいる場所のすぐ近く。加瀬のマンションだった。現場に真ノ介たちが到着すると、北嶋武志(岡田義徳)が加瀬には似合わない、可愛い携帯電話を持ってくる。
 翌日、捜査課では加瀬の身辺調査の結果が報告される。大物政治家のスキャンダルを握っていたことが判明。そして、携帯電話の持ち主が亜弓だということも判明した。そこに、服部実加(須藤理彩)が飛び込んできた。実加は、亜弓がぬいぐるみを抱えて加瀬のマンションを飛び出したという目撃証言を報告。真ノ介と悦郎は、自分たちが持ち帰ったぬいぐるみの持ち主が亜弓だったことを気づかされる。真ノ介と悦郎は、亜弓の身柄を保護しようと街に急いだ。しかし・・・。曾根崎隆夫(石丸謙二郎)から、2人にすぐ戻るようにとの連絡が入る。捜査課では、岸本の愛人が殺された銃と加瀬殺害に用いられた銃が同じものと報告されたのだ。つまり、政治家絡みの殺人事件。慎重な捜査が必要になる。だが、それを聞いた真ノ介は、悦郎の制止も聞かず、直接岸本のもとへ。岸本にストレートな質問を投げる真ノ介。だが、軽くあしらわれてしまう。
 署に戻ってきた真ノ介を、曾根崎が怒鳴りつける。岸本から本庁に抗議があったのだ。岸本は、南麻布署を告訴することも辞さないと脅しをかけてきた。畑中政雄署長(鶴田忍)も、真ノ介を諌める。畑中は、岸本に謝罪に行くという。土下座してでも告訴を取り下げてもらうと捜査課員に告げる。だが・・・自分の行為を無駄にするなとも。畑中署長は、捜査の続行を命じたのだ。南麻布署と大物政治家、岸本の戦いが始まった・・・。
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出演者

橘真ノ介 ・・・・・ 反町隆史
河村悦郎 ・・・・・ 押尾学
服部実加 ・・・・・ 須藤理彩
富山利江子 ・・・ 村上里佳子
北嶋武志 ・・・・・ 岡田義徳
曾根崎隆夫 ・・・ 石丸謙二郎
桜庭清一 ・・・・・ 阿南健治
小宮山健 ・・・・・ 相島一之
谷口オサム ・・・ 山崎裕太
橋本伸太郎 ・・・ 山崎画大
柏田裕太 ・・・・・ 滋野由之
畑中政雄 ・・・・・ 鶴田 忍
吉岡多恵 ・・・・・ すほうれいこ
松川有紀子 ・・・ 水野はるか
木下 緑 ・・・・・ 細野佑美子

スタッフ

<プロデューサー>
  小椋久雄(共同テレビ)
  矢吹 東(フジテレビ)
<演 出>
  平野 眞(共同テレビ)
  村上正典(共同テレビ)
  小林義則(共同テレビ)
<脚 本>
  寺田敏雄
<制 作>
  フジテレビ
  共同テレビ