第8回 2011年3月1日(火)放送 あらすじ

逃亡!?過去を消せない犯罪者

 住宅街の一軒家で殺人事件が発生。被害者の家主は、この家に侵入した空き巣犯と取っ組み合いになり、突き飛ばされ後頭部を強打したことにより死亡した。タンスからは現金350万円がなくなっていた。侵入経路の窓ガラスにはきれいに三角形に切られた痕跡が。職人技と言えるほど見事な“三角割り”。実は同様の手口で3件の空き巣事件が発生していた。所轄刑事は内偵捜査に基づき、ある男をマークしていた。その男の名は塚原洋二(柏原崇)。1年前に仮出所し、現在、町工場に勤める塚原は6年前に25件目の犯行に及ぼうとしたところを逮捕されていた。塚原を取り押さえた警察官こそ、当時巡査だった寺西景(横山裕)だった。
 捜査会議で寺西は塚原が犯人ではないと断言する。塚原は模範囚として認められ仮出所、真面目に働いて更生しているという。塚原を全く疑おうとしない寺西を瀬川里央(松下奈緒)が問いただすと、現行犯逮捕したときに、“ありがとう…これで盗みをやめられる”と言われたことを告げる。さらに寺西は仮出所した塚原にも会い、塚原から1年間真面目に働いたら、別れた女房がやり直しを考えてくれる、また娘と暮らせると話すのも聞いていた。
 塚原を捜査した里央も彼はシロではという印象を持つが、南雲準(藤木直人)はそれが狙いだとしたらと予断を禁じる。そして、塚原を追跡していた里央は思いもかけない絶体絶命の事態に巻き込まれていく。

キャスト

スタッフ

■脚本
 寺田敏雄
 田辺 満
 ほか

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 城宝秀則(共同テレビ)

■編成企画
 鹿内 植(フジテレビ)

■プロデュース
 貸川聡子(共同テレビ)

■アソシエイトプロデュース
 小椋久雄(共同テレビ)

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

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