第9回 2008年7月7日(月)放送 あらすじ

衝撃!! 総理倒れる

 朝倉啓太(木村拓哉)は神林正一(寺尾聰)に協力してほしいとあらためて伝えたにもにも関わらず、神林は記者を集め朝倉総理より罷免されたと発表する。途端、啓太の人気は急降下、内閣支持率は12%も下がってしまう。まずは官房長官に韮沢勝利(阿部寛)を任命することとなる。
 啓太を中心に対策を練る中、美山理香(深津絵里)は神林が「大堂商事疑惑」とラベルがはられたCD-ROMを手にしていたことを思い出し気が気ではない状態になるが、啓太はその時はその時と落ち着いていた。多忙な毎日を送る啓太の健康状態に問題があると瑠美子先生(堀内敬子)に理香は告げられ心配するのだった。
 そんな中でも啓太はいつも通りの公務を続け、さらには火山噴火の被害を受けたキャベツ農家のため、現地へ向かいキャベツの安全性をアピールする始末。理香の不安はつのるばかりだった。そんな時、恐れていたことがついに起きてしまった。
 週刊誌に、18年前の大堂商事疑惑で特捜部から逃げ切った政治家リスト、なるものが発表される。その中には啓太の父親の名前もある上に、朝倉内閣の閣僚が8人も含まれていた。そもそも神林はこうなることを予想して閣僚を人選していたのだ。
 啓太はもしもこれが事実ならば閣僚には辞任してもらう覚悟を決め当事者たちに話しを直接聞くが、潔白であると全員が主張する。啓太はこの人たちを疑うということは投票した国民を疑うことになるとして閣僚たちの言葉を信じることを言明、さらに閣僚の人選が神林の手によるものでは、という憶測も完全に否定する。急降下していた内閣支持率も踏みとどまり、バッシングはなりを潜める。また、働きかけていた、キャベツ農家への激甚災害指定も下り、復旧を国が支援することとなった。チーム朝倉の勝利と喜ぶ面々。啓太もあらためて理香がそばにいてくれる幸せをかみしめるのだった。
 がそんな喜びもつかの間、朝倉内閣をさらなる衝撃が襲うことになる。
 解決の道は見つかるのか。朝倉内閣は前代未聞の危機に見舞われるのだった。

キャスト

木村拓哉 … 朝倉啓太


深津絵里 … 美山理香


寺尾 聰 … 神林正一


加藤ローサ … 宮本ひかる

堀内敬子 … 月丘瑠美子
   ○
風間杜夫 … 近藤光輝
   ○
西村雅彦 … 百坂哲也
平泉 成 … 郡司敏夫
矢島健一 … 西 誠二
鈴木浩介 … 秋山太郎勘助
大倉孝二 … 檀原 段
   ○
中村敦夫 … 小野田朝雄

神山 繁 … 二瓶 栄

大林丈史 … 垣内達彦
   ○
石黒 賢 … 生方恒男

富司純子 … 朝倉貴江


阿部 寛 … 韮沢勝利

スタッフ

■脚本
 福田 靖

■演出
 平野 眞

■プロデュース
 後藤博幸
 清水一幸

■アソシエイトプロデュース
 石原 隆

■音楽
 延近輝之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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