第1回 2008年5月12日(月)放送 あらすじ

小学校教師が日本を変える!? 政治の素人が最年少総理大臣に!!

 内閣支持率はここ10年で最低の数字をたたき出していた。
 ある日、福岡選出の与党議員・朝倉誠と後継者である長男・昌也が事故で死亡、補欠選挙が行われることになった。与党にとっては総選挙に影響するため負けられない選挙。候補者がなかなか決められない中、与党総務会長・神林正一(寺尾聰)と秘書の美山理香(深津絵里)は父・誠に勘当された啓太という次男に目を向ける。

 長野の小学校。そこに5年生の担任、朝倉啓太(木村拓哉)がいた。子供たちにからかわれるとぼけたキャラクターながらも子供たちに慕われ、大好きな天体観測も思う存分堪能し、充実した日々を送っていた。

 啓太を訪ねて長野まで理香がやってくる。選挙に出るよう説得するためだが啓太はまったく政治には興味がない、父親のような生き方は嫌いだ、と聞く耳を持たない。啓太は高校卒業後、星の美しい場所で暮らしたいという理由で福岡を離れ信州の大学に進み、教師となったのだった。しかし理香もあきらめない。選挙に勝つためには身内を出して弔い合戦を演出するのが1番なのだ。まず理香は朝倉誠の妻・貴江(富司純子)に立候補を迫っていた。無理を押して立候補しようとする母・貴江を前にしてはもはや断れない。啓太は渋々立候補を決意する。

 福岡に帰ってきた啓太を大歓迎する後援会の人々。父親の代からのさまざまな応援者の中には宮本ひかる(加藤ローサ)もいた。
 やがて選対本部に、1人の男、韮沢勝利(阿部寛)が到着した。この男こそ、「選挙こそは唯一法律で許された戦争なんだ」と言い切る、選挙に勝つためだけに送り込まれた選挙プランナーだ。韮沢は登場するなり、理香をはじめ皆を圧倒、次々と短期決戦の選挙に勝つための方策を打ち出していく。ついに啓太の選挙戦がスタートする…。

キャスト

木村拓哉 … 朝倉啓太


深津絵里 … 美山理香


寺尾 聰 … 神林正一


加藤ローサ … 宮本ひかる

堀内敬子 … 月丘瑠美子
   ○
風間杜夫 … 近藤光輝
   ○
伊東四朗 … 鵜飼武彦
(特別出演)
   ○
中村敦夫 … 小野田朝雄

神山 繁 … 二瓶 栄

大林丈史 … 垣内達彦
   ○
富司純子 … 朝倉貴江

阿部 寛 … 韮沢勝利

スタッフ

■脚本
 福田 靖

■演出
 澤田鎌作

■プロデュース
 後藤博幸
 清水一幸

■アソシエイトプロデュース
 石原 隆

■音楽
 延近輝之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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