第5回 2014年8月12日(火)放送 あらすじ

死にゆく仲間へ最期のエール

藤巻大介(柳葉敏郎)と保阪翔(風間俊介)は、翌檜大学と京浜学院大学の伝統の定期戦に向けた準備に追われていた。松下沙耶(剛力彩芽)は、原智子(森口瑤子)の公開授業の手伝いで地方の大学へ。野口健太(大内田悠平)は、病院で余命いくばくもないと診断された父親・康夫(三浦誠己)の付き添いをしていた。ゆえに、2人で準備を進めなければならない状況で、遅刻と早退を繰り返す翔に大介はあきれるばかり。
大介は、大学時代に野球部のエースとしてマウンドに立つ康夫にスタンドからエールをおくっていた齊藤裕一(反町隆史)と山下正人(ほんこん)に、康夫の病状を伝える。康夫が病気と戦っている“マウンド”に自分たちが足を踏み入れてはいけないと、齊藤たちは病院へ駆けつけたい思いを必死で抑える。
そんな中、チアリーダー部部長・葉月玲奈(高畑充希)から、定期戦にチア部は参加できないと告げられる。不安を抱く大介を励まそうと、翔は応援が選手に届いているかわからないし、勝敗に応援は関係ないと軽口を叩く。その言葉を聞いた大介は、翔に応援団を辞めるように言い渡した。
定期戦前日、健太から康夫は今夜が最期かもしれないと連絡が入る。大介はすぐに齊藤と山下に連絡し、3人で病院へ向かった。健太は、昨晩一度目を覚ました康夫と少しだけ話ができたと言い、その内容を大介と齊藤と山下に聞かせ…。

キャスト

藤巻大介…柳葉敏郎
松下沙耶…剛力彩芽
保阪翔…風間俊介
葉月玲奈…高畑充希
野口健太…大内田悠平

藤巻美紀…飯豊まりえ
藤巻広子…菊池桃子

荒川剛…西田敏行(特別出演)

原智子…森口瑤子
山下正人…ほんこん
齊藤裕一…反町隆史

スタッフ

【原作】
重松清「あすなろ三三七拍子」(講談社文庫刊)(C)重松清/講談社

【脚本】
吉田紀子
ふじきみつ彦

【編成企画】
水野綾子

【プロデュース】
小林宙

【演出】
土方政人
植田泰史

【音楽】
大友良英

【劇中歌】
Sachiko M

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

バックナンバー