モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-
開幕!囚人から紳士へ大変貌憎き者とついに対峙
無実の罪を着せられ異国の地に投獄されてしまった柴門暖(ディーン・フジオカ)。テロリストとのつながりを白状するよう激しく拷問されるが、暖は身に覚えがあるはずもなく、答えようがなかった。しかし、暖は潔白を証明することも出来ず、そのまま地下の独房に幽閉されてしまう。与えられるわずかな水と食料で、暖は殺されもせずにただただ孤独と戦い、8年の月日が流れる。だが、暖にもついに生命の限界が訪れようとしていた…。そんな時、地下牢の床から1人の男が顔を出す。暖を脅し、看守への告げ口を封じる闖入者(ちんにゅうしゃ)は日本語を話した。男が床の穴に戻ると、暖は意を決して後を追う。暖が出会った男の名は、ファリア真海(田中泯)。投獄されている国の元大統領だった。暖は、自分が投獄された理由をファリアに尋ね、入間公平(高橋克典)や神楽清(新井浩文)たちにハメられたことを知る。手製の道具で脱獄用の穴掘りを手伝う暖は永遠とも感じられる作業の中、ファリアからさまざまな知識と教養を得る。生かされているだけでなく、目的を持った暖の精神と肉体は輝きを取り戻し始めた。暖の目的とは日本に帰ること、そして何より自分を陥れた人間たちへの復讐だった。
暖がファリアとトンネル掘りを続けて数年後。ついに脱獄可能な場所にたどり着く。だが、暖よりも年長で長い年月を戦い続けたファリアは力尽きようとし、暖はファリアからあるものを託される─。
暖がファリアとトンネル掘りを続けて数年後。ついに脱獄可能な場所にたどり着く。だが、暖よりも年長で長い年月を戦い続けたファリアは力尽きようとし、暖はファリアからあるものを託される─。