釈放された龍一が、紀保が潜入していた夕顔荘を訪れ、伊織と顔を合わせる。みのりの自殺の原因を尋ねる龍一。伊織は龍一を罠に嵌めたみのりの行動についての推理を話す。紀保はみのりを自殺に追い込んだ人間がいると考えるが、伊織はすべては憶測だと話を打ち切る。龍一はみのりを責めず、事件の真相を探る紀保に力を貸してくれた感謝を述べて、伊織に握手を求める。
　帰り道、紀保は護から、診療所の加賀に気をつけろとふたたび忠告される。紀保は龍一から改めてプロポーズされる。あの結婚式の日に戻り、もう一度初めからやり直そう、と。
　夕顔荘を訪ねた紀保は、伊織から同志の解散を告げられる。