殺されたみのりが加賀診療所を辞めたのは、クスリの横流しに手を染め、加賀にクビを言い渡されたためだった。みのりの違法行為をたどれば真犯人の特定につながる可能性があったが、ショックを受けた伊織は荒れる。紀保はそんな伊織に、安っぽい同情はしないと伝える。真実を明らかにするべきだ、お互い愛する人のために同志になったのだからと訴えるが、伊織は返事をしない。
　翌日、町内総出で七夕の祭事の準備が行われる。紀保は伊織の様子を気にするが、伊織と織姫彦星を演じるフキが間に入り、会話もなくすれ違う。そんななか、拘置所の龍一が覚悟を決め、婚約解消を求める羽村に逆襲する。