夏の秘密
水に浮かぶ月
殺されたみのりの秘密を知っていると匂わせていた護がふらりと町に帰ってくる。紀保は護から話を聞こうとするが、伊織が自分1人で聞きたいという。紀保は伊織を信じて待つことにする。
三日月神社の祭礼の彦星と織姫役に伊織とフキが決まる。衣装担当になった紀保は、伊織も目を奪われるほど素敵なドレスで変身させてほしい、とフキに頼まれる。その夜、衣装のデザインを考えながら美しい月を眺めていた紀保と伊織は、互いの職人気質な姿勢を認めあう。紀保は伊織が同志でよかった、と呟く。一方、杏子は下町で見かけた伊織のことを拘置所の龍一に報告する。龍一は紀保と一緒に来たえん罪ボランティアの男が伊織だと知り呆然とする。
三日月神社の祭礼の彦星と織姫役に伊織とフキが決まる。衣装担当になった紀保は、伊織も目を奪われるほど素敵なドレスで変身させてほしい、とフキに頼まれる。その夜、衣装のデザインを考えながら美しい月を眺めていた紀保と伊織は、互いの職人気質な姿勢を認めあう。紀保は伊織が同志でよかった、と呟く。一方、杏子は下町で見かけた伊織のことを拘置所の龍一に報告する。龍一は紀保と一緒に来たえん罪ボランティアの男が伊織だと知り呆然とする。