紀保が伊織の部屋に泊まったことを知った雄介が2人で行けばいいとコンサートのチケットを紀保に渡す。一方、2人の仲が気になるフキは、伊織をどう思っているのかと紀保に聞いてくる。自分には婚約者がいると打ち明けた紀保。フキは喜んで恋の相談を持ちかける。そんなフキに、紀保は雄介からもらったチケットを譲る。
　一方、拘置所では、龍一が杏子を呼び出していた。杏子から偽りの紀保の姿を知らされて混乱する龍一に、杏子が愛を告白する。　　　
　腕の怪我のせいで着替えに悪戦苦闘する伊織を紀保が手伝う。そのうちに龍一との幸せな日々を思い出し、不意に涙ぐむ紀保。気づいた伊織がその涙を拭おうとする…。