第6回 2007年8月13日(月)放送 あらすじ

今、恋が生まれる

 美緒(井上真央)は、白鷺大学附属病院の病室で一夜を明かす。和樹(伊藤英明)とケンカして家を飛び出した美緒は、蓮子(松雪泰子)に無理を言って病室に泊めてもらったのだ。目を覚ました美緒は、前夜、冗談めかして秋生(平岡祐太)に自分の気持ちを告白してしまったことを後悔する。美緒は、会計の書類を持って病室にやってきた秋生に、好きだといったのは芝居だ、と念を押した。すると秋生は、美緒が本当の気持ちを言ってくれたと思ったから、自分も本当の気持ちを答えたい、と真面目な顔で返す。美緒は、その場の雰囲気に耐え切れず、秋生の言葉を聞く前に病室を飛び出してしまう。
 同じころ、和樹、一流(劇団ひとり)、勝(阿部サダヲ)の3人は、首都圏に接近している台風に備えようとしていた。一流は、美緒のことを心配し、病院まで迎えに行った方がいい、と和樹に助言した。しかし和樹は、意地を張ってそれを断る。一方、一流から冷蔵庫の中身を整理するよう命じられた勝は、賞味期限切れと思われるチョコレートのケースを発見し、ゴミとして処分する。が、そのケースの中身は、美緒のニトロだった。
 和樹がゴミを捨てに行こうとすると、ちょうどそこに美緒が戻ってくる。和樹たちは、一流の指揮の下、台風に備えて家の中を点検し、水やラジオ、懐中電灯などを用意する。するとそこに、はるな(酒井若菜)がやってきた。はるなは、今日が誕生日なのに台風のせいで誰も祝ってくれないから泊めてほしい、と一流に頼み込む。
 そんななか、美緒は、いつも首から下げているニトロケースがないことに気付く。そこで初めて、冷蔵庫にしまっておいた予備のニトロを捨ててしまったことに気づき、青ざめる和樹たち。そこに、秋生から電話が入った。秋生は、美緒が病院にニトロケースを忘れていったことに気付き、心配して連絡してきたのだ。和樹は、予備のニトロを捨ててしまったことを秋生に打ち明け、いまから病院まで取りにいく、と言い出す。和樹は、一流から借りたオートバイに乗って、暴風雨の中、病院に向かうが…。

キャスト

福永美緒(20歳) … 井上真央
加納和樹(28歳) … 伊藤英明
結城秋生(26歳) … 平岡祐太
斉藤はるな(27歳) … 酒井若菜
諸畑健夫(22歳) … 蕨野友也(新人)
          *
番場 大(50歳) … 竹中直人
福永りえ子(50歳) … 夏木マリ
          *
進藤一流(28歳) … 劇団ひとり
二階堂 勝(30歳) … 阿部サダヲ
高木蓮子(33歳) … 松雪泰子

スタッフ

■脚本
 井上由美子

■演出
 武内英樹

■プロデュース
 若松央樹
 鹿内 植

■音楽
 本間勇輔

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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