第3回 2007年7月23日(月)放送 あらすじ

妹の恋のはじまり

 美緒(井上真央)と和樹(伊藤英明)は、一流(劇団ひとり)の家を追い出された。和樹が美緒のために企画した合コンで、一流の家をめちゃくちゃにしてしまったことが原因だった。お金も行くあてもなく、困り果てた和樹は、美緒とともに一流に頭を下げに行く。すると一流は、ある条件を提示した。美緒は料理、和樹は掃除、そしてもうひとりの居候である勝(阿部サダヲ)は洗濯を担当しろ、というのだ。美緒たちは一流が出したその条件を飲み、彼の家で再び共同生活を始める。
 もう一度、カメラマンになるという夢を追いかけようと決意した和樹は、かつての師匠・番場(竹中直人)に、一番下のアシスタントからやり直させてほしい、と申し出て土下座した。番場は、そんな和樹に、『初恋』をテーマにした写真を撮ってくるよう命じた。その写真の出来映えを見て、今後のことを決めるというのだ。そこで和樹は、美緒に初恋の思い出を語らせて、その表情を撮ろうと思いつく。が、人に何かを聞く前にまず自分から言うべきだ、と美緒に言われ、悲しい初恋の話を皆に告白するハメになってしまう和樹。巻き込まれた一流や勝も、初恋の思い出を披露した。美緒は、自分だけ告白しないで逃げようとしたがそれもできず、10年前、隣の病棟に入院していたツバサという2歳年上の少年のことを話す。ツバサはサッカー少年で、練習中に足を骨折して入院してきたのだという。美緒は、そんなツバサと一緒に病院を抜け出し、近くのグランドまでサッカーを見に行ったりしたらしい。
 美緒の話を聞いた和樹は、そのツバサという少年を探し出して、美緒に会わせようとする。ツバサが入院していたのは、蓮子(松雪泰子)や秋生(平岡祐太)が勤務する白鷺大学附属病院だった。和樹は、蓮子に会いにいき、ツバサの連絡先を教えてほしい、と頼んだ。しかし蓮子は、患者の個人情報を教えることはできない、と断る。そのとき、たまたまやってきた秋生を見つけた和樹は、半ば強引に彼に協力を頼み、ツバサの連絡先を手に入れるが…。

キャスト

福永美緒(20歳) … 井上真央
加納和樹(28歳) … 伊藤英明
結城秋生(26歳) … 平岡祐太
斉藤はるな(27歳) … 酒井若菜
諸畑健夫(22歳) … 蕨野友也(新人)
          *
番場 大(50歳) … 竹中直人
福永りえ子(50歳) … 夏木マリ
          *
進藤一流(28歳) … 劇団ひとり
二階堂 勝(30歳) … 阿部サダヲ
高木蓮子(33歳) … 松雪泰子

スタッフ

■脚本
 井上由美子

■演出
 川村泰祐

■プロデュース
 若松央樹
 鹿内 植

■音楽
 本間勇輔

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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