数々の有力選手を指導する長光歌子先生が
フィギュアスケート界を楽しく語ります!
歌子の部屋
番外編
友野一希選手インタビュー
1998年05月15日生まれ。4歳の頃からスケートを始める。2018年の世界選手権では補欠での出場という苦境をはねのけ自己ベストを更新し、5位と大躍進を遂げた。その豊かな表現力とコミカルなパフォーマンスから、氷上のエンターテイナーとの呼び名で愛されている友野一希選手にインタビューを行いました。(インタビュー日:2020年7月6日)
2020.7.17


■友野一希選手/直筆サイン。次ページ以降もご本人提供の写真を掲載しています。
はじめに
新型コロナウイルスだけでなく、豪雨災害など大変な状況が続いていますが、各方面で日々社会生活を支えてくださっている方々に、心から感謝しています。
一人一人が安全と健康への意識を持ち、お互いに気遣い、力を合わせてこの壁を乗り越えましょう。
フィギュアスケートに関するインタビュー
■どんなものから演技のインスピレーションを受けていますか―
普段から様々なジャンルのダンス動画や映画を見ているので刺激を受けていると思います。
■普段どんなトレーニングメニューをこなしていますか―、またメンタルのトレーニングなどは行っていますか―
基本的なウエイトトレーニングや、フィギュアスケートに必要な体幹トレーニングなどを行っています。
大学1年の時に初歩的な心理学や栄養学を学んでいました。 今は主に生理学を学ぶゼミに入っていますが、授業で学んだ事や本で読んだ事などで活用できるものはトレーニングに取り入れるようにしています。

■自主トレーニングでは苦手だった縄跳びに挑戦しました
■食事について気を付けていることはありますか―
基本的にこれと言って気をつけている事はありませんが、3食しっかり食べるということは意識しています。また、普段からお菓子などの間食はほとんどしません。
自炊に関しては実家暮らしなのでしていませんが、時々自分で昼食を作ることがあります。

■ここ数年練習で時間がとれませんでしたが、今年の5月15日22歳の誕生日はゆっくり家でくつろぎ、家族に祝ってもらいました。
■普段はどのようなスケジュールで生活していますか―
シーズン中は基本的に朝と夜に分けて1日3時間ほど練習をしています。それ以外の時間は、大学の勉強や課題をしている事がほとんどです。
オフシーズンは、スケーティングやスピンなど基礎的なものを中心に練習しています。
トレーニング以外の時間は、YouTubeで動画を見たり、ショッピングやラーメン屋巡りに出かけたり、リラックスして過ごしています。基本的には1人で行動することが多いですが、たまに友人とご飯に行ったりもします。
■演技や練習中、これをやっている時が一番楽しいという瞬間はありますか―
綺麗にジャンプが決まった瞬間や、演技の練習は特に楽しいと思っています。

■全日本選手権FSガッツポーズをする友野選手。
- 長光歌子(ながみつ うたこ)