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2020年度 社会のためにトピックス

警視庁犯罪被害者支援室とコラボしたオンライン社内見学を実施

[2020年12月25日更新分]

警視庁犯罪被害者支援室とコラボしたオンライン社内見学を実施

犯罪や事故で家族を失った子どもたちを励まそうと、11月29日フジテレビと警視庁犯罪被害者支援室が共同で企画したオンラインイベントが行われました。
警視庁は2015年から、遺児や家族をスポーツ観戦やコンサート観覧などのイベントに招待する支援施策を行っています。これまでに24回実施され、のべ567人の遺児や家族が参加しています。

今年は新型コロナウイルス感染症の拡大によって各種イベントが中止となり、支援施策も開催できずにいました。去年、テレビ局ではじめて支援施策として「フジテレビ社内見学ツアー」を実施しており、今回調整を重ねた結果、今年最初で最後の支援施策がオンライン社内見学という形で実現することになりました。



今回参加したのは5家族6人、8歳から15歳の子どもたち。パソコンやタブレット端末を使って自宅などからオンラインで参加しました。フジテレビ社内を案内するのは梅津弥英子アナウンサー。

デジタル中継装置のモバイル中継装置を使って映像をZOOMにつなげることで、子どもたちと梅津アナが随時会話できる様な仕組みを構築。社員食堂でディスプレイされたカレーライスが映し出されると「おいしそう」と声が上がり、美術倉庫で動物の被り物を紹介すると、笑い声も。和やかな雰囲気で社内見学は回線も途切れることなく順調に進みました。

当日はFNS歌謡祭の事前収録が行われていたため、スタジオの廊下には音響や照明などの高価機材などがずらりと並んでいて、子どもたちからは「機材はいくらするの?」などの質問も出ていました。 V1スタジオやDAVスタジオなども紹介。技術局員も交えてテレビ番組が作られる仕組みを説明しました。

社内案内を終え梅津アナが最後に辿り着いたのは、めざましテレビのセットがあるV8スタジオ。今回はここで梅津アナによる言葉の授業『あなせん』も開催されました。事前に配布していたテキストを使い、梅津アナが発声方法や原稿の読み方を教えると、子どもたちからは元気な声が聞こえてきました。

初めてのオンラインイベントとなった今回の支援施策は、およそ1時間半に及びましたが、参加した子どもたちは徐々に積極的に質問するなど、梅津アナとのコミュニケーションを楽しんでいた様子。新しいスタイルによるイベント開催の難しさもありましたが、今後も様々な形でテレビ局らしく楽しいイベントで子どもたちを支援する手助けをしていきたいと思います。

文:熱田 信(フジテレビ 報道局)

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