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2019年度 社会のためにトピックス

7月4日 上海日本人学校虹橋校で「あなせん」特別授業を実施

[2019年8月19日更新分]

【2019年7月4日】【今回の先生:佐々木恭子アナウンサー・上中勇樹アナウンサー】【特別授業】【上海日本人学校虹橋校 全校生徒】



7月4日、中国・上海市にある日本人学校・虹橋校(ホンチャオ校)で、アナウンサーによる出前授業「あなせん」を行いました。虹橋校の生徒数は1,100人以上と、日本人学校としては世界最大規模です。今回は、「あなせん」プロジェクトリーダーの佐々木恭子アナと、上中勇樹アナが現地へ。上中アナは、1,2年生、佐々木アナが3~6年生に対して授業を行いました。

あなせん日記

フジテレビ 佐々木恭子アナウンサーのリポート

ま、まさか、「あなせん」授業を海外で!?
このプロジェクトが始まったときには、想像だにしない事態が、やってきました。
なんてうれしいんでしょう…。

海外の日本人学校は、外国に住む日本国籍をもつ子どもたちが、日本と同じ教育指導要領で、日本式の教育や文化を育むための学校です。
当然、1年の間にも新たに海外赴任をしてくる転入生の受け入れもあれば、日本に帰国が決まって転校をしていく生徒もいる。出会いと別れが、通常より多いのです。

だからこそ、人と「伝え合うって楽しい!」と、人と人との距離が近くなるヒントをお伝えしたいと、力が入りました。

最初の2時間は、3,4年生に向けた「音読」の授業です。
冒頭から積極的で、どんどん手が上がる。その上、「やってみよう!」「チャレンジしてみよう!」という意欲がこちらにもひしひしと伝わってくる。日頃から“レッツ トライ!”を学校のテーマとして、勇気を出して何かをやってみることをたたえ合う空気が醸成されているそう。日々の積み重ねって、子どもの心に深く根差し、ちゃんと芽が出るのだなと思う瞬間が、たくさんありました。

題材は、6月にニュースでお伝えしたばかりの、中国の野生グマの珍事件。
「音読は気持ちをこめる」
「、。などの句読点を意識する」
「大きな声で、みんなに聞こえるように」等々。

そもそもの子どもたちの心がけや音読力も目を見張るものがありましたが、映像や写真を見ながら、より「文章の内容と声の表情、顔の表情を同じにしてみよう」とアドバイスすると、ぐんぐん表現力豊かになりました。最後の発表でも、「発表したい~~!当てて~~~」と必死に私や上中アナを見てくれる眼差しが、心苦しいほどでした。
時間があれば、全員の音読を聴きたかったです。
名残惜しくて、帰りはみんなとハイタッチ!

お昼を挟んで最後の2時間は、5,6年生の「スピーチ」の授業です。思春期手前の彼ら。
もう大きな口を開けて、声を出すのも気恥ずかしくなる年頃なのですが、これまた積極的に取り組んでくれます。

スピーチの中身は、他己紹介。
相手を深掘りインタビューして、(テーマ自由)内容を考えていきます。
驚いたのは、相手への興味の示し方。
質問シートにどんどん相手から引き出した情報をメモしていくのですが、裏面までぎっしり。
先生に伺ったことですが、転入が多いだけに、初めて異国の土地で生活する不安を、誰しもが共有している。だからこそ、相手に興味を持ち、自然と相手の気持ちを慮れるようになるのだそうです。


ずっと一緒ではないからこそ、今この瞬間を大切にし、人との出会いを価値あるものと感じているよう。
それは、私たちと過ごす時間にも、目いっぱい体現してくれていました。

異国の地で、精一杯、今できることに取り組む生徒たち。
それを先導し、サポートする先生方。
空気が熱くて、最後のお見送りで思わず涙ぐんでしまったほどです。

いつかどこかで、(世界のどこかで)「あなせん」を受けました!という生徒さんと出会いたいな。長生きしたいな。そして…「あなせん」が求められる場に、どんどん出かけていきたいな…。私自身も、また大きな夢を持つきっかけになる、「あなせん」上海特別編でした。

上海日本人学校虹橋校の5,6年生の児童の皆さんと集合写真

文:佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

フジテレビ 上中勇樹アナウンサーのリポート

「あなせん」初の海外授業!そして私自身、初めて「あなせん」に参加させていただきました!
担当したのは1・2年生の授業。
各学年約200人の子どもたちが集まってくれました。
みなさん真っすぐな姿勢と強い眼差しで出迎えてくださり、先生の挨拶で授業がスタート!

今回の授業のテーマは「発声」
この学校では生徒の入れ替わりが多く、挨拶や自分の名前をはっきりと相手に伝えて欲しいという思いのもと、ポイントなどをお伝えしました。



背筋をピンと伸ばした正しい姿勢で発声練習スタート!
まずはみんなでお腹を使って声を出す練習から。
「あーーー」あふれんばかりのエネルギッシュな声が体育館を包みます。
そして、せーので「あ・い・う・え・お!」とてもまとまりのある声。伝えたことをすぐに表現してくれて、徐々に全体の一体感が出てきました。

次は、練習した発声で自分の名前を発表してもらう事に。
積極的に手が挙がり、何人か皆の前で発表してもらいました。
多くの友達や先生が見守る中、緊張からか早口になってしまう事もありましたが、2回目にはバッチリ!友達の発表を聞いているみんなも集中して耳を傾けている様子で、全員の積極的な姿勢がとても明るい空気を作り出していました。

そして最後は滑舌練習。
アナウンサーも特訓する滑舌練習文にチャレンジ!
新しいことに、みんなの前で挑戦するのはとても勇気がいること。でもここでも多くの手が上がりました!失敗しても最後まであきらめない。果敢にチャレンジする姿がとても頼もしく映りました。

1~6年生すべての授業を終え、バスで帰宅するみんなに手を振り、お見送り。

バスの台数は圧巻の34台!
笑顔で、大きく手を振り返してくれました。
今朝出会って一日、時間を共有したみなさんとの一斉のお別れ。
一日で経験するにはあまりにも濃すぎる時間でした。

最後は先生方と記念写真

私と同い年の先生もいらっしゃり、海外の学校で活躍されている姿、
溢れ出る熱意にとても刺激を受けました。
何か一つでも感じてもらえることがあればいいなと思いつつ、
私自身も意欲を掻き立てられる出会いが沢山あった一日でした。
虹橋校のみなさん、ありがとうございました!

文:上中勇樹(フジテレビ アナウンサー)

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