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TOP2019年度 番組の連動トピックス地球環境大賞2019特別番組『外国人に聞いてビックリ!世界に学ぶ環境対策最前線』
2019年度 番組との連動トピックス

地球環境大賞2019特別番組『外国人に聞いてビックリ!世界に学ぶ環境対策最前線』

[2018年7月24日更新分]

地球環境大賞2019特別番組『外国人に聞いてビックリ!世界に学ぶ環境対策最前線』

土屋 健 プロデューサースペシャル コラム

フジテレビ(関東ローカル) 6月22日(土) 15:30~16:30 放送
BSフジ           6月30日(日) 15:00~16:00 放送


今、世界で問題になっているプラスチックごみ問題。
番組の冒頭でお伝えした、バリ島でのダイビングスポットに浮遊するプラスチックごみの映像は、あまりに衝撃的。あくまでも、海流の関係でごみが滞留しやすい環境なのでしょうが、実際にプラスチックごみが浮遊している以外、水は澄み、ごみの中をマンタやウミガメが泳ぐ様は、今そこのある危機を感じさせるに十分なものでした。

日本でもレジ袋の完全有料化に向けて動き出すなど、ようやく対策が取られ始めていますが、スーパーに行くと、無駄に包装されている商品が多く見られ、我々日本人の環境への意識はまだまだ低いと感じます(もちろん私自身も)。
これから私たちは、環境の為に何をするべきなのか?

その答えを求めて、西山喜久恵アナに、日本からおよそ8,000キロ離れる北欧・スウェーデンに向かってもらいました。
スウェーデンは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の3年連続国際ランキング1位を獲得するまさに環境大国です。(因みに、日本は15位。)

西山アナがまず向かったのは、驚きのごみ収集システムで世界から注目を集めている、スウェーデン市内のハンマルビー・ショースタッド地区。

なんと町中にごみポストがあり、生ごみ・新聞紙・可燃ごみに分けてごみを捨てると、地下に張り巡らされたパイプを通ってごみ集積場に集められ、それぞれ生ごみはバイオ燃料工場で家庭用ガスに、新聞紙は再生紙へ、可燃ごみは発電所で電気に、すなわちごみが無駄なく再利用されているのです。

さらに、空気の力でごみを収集しているため、ごみ収集車を走らせる必要がなく、排ガスが発生せず、CO2削減にも貢献しています。その他のごみも分類され再利用され、なんとスウェーデン全体でごみの再利用率は、驚異の99%だということです。そんなスウェーデンもかつては、急激に工業化が進み、環境破壊が進み、ごみ大国だったといいます。変化のきっかけは、1972年に行われた、初めての国際的な枠組みでの環境会議であるストックホルム会議。なんとかしなければと、国ぐるみで取り組んだものの、当初は成果が出なかったそうです。

そんなスウェーデンを変えたのは、幼児への環境教育でした。今回取材させて頂いたモンテッテソーリ保育幼稚園でも、園内のごみは、子どもたちが自ら一般の同じく、7つのごみの分類。そして、生ごみは、コンポストで、土と混ぜ有機化合物にして、園内で野菜を肥料として使用します。

環境を遊びながら楽しく学ぶ。子どもたちが学ぶことにより、それが大人に伝わっていく。そして、小さい頃環境を学んだ子どもたちは、大人になったときに自然と環境に対する意識が根付いている。“幼児教育”それこそが、スウェーデンを環境大国に変えた原動力だったのです。環境教育が浸透しているスウェーデンは、人々の考え方が根本から違います。まずは、ごみを出さない文化。リサイクル、リユースが当然のように浸透、さらに、ごみをエネルギーに再利用する。環境大国・スウェーデンの秘密は、「幼児の頃からの環境教育」にあったのでした。

文:土屋 健(フジテレビ 情報制作センター)

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