1月17日 日光市立大桑小学校で出前授業『あなせん』を実施
[2019年3月4日更新分]
フジテレビ 小穴浩司アナウンサーのリポート
2019年最初の『あなせん』は校舎からきれいな山々が見える日光市立大桑小学校へ行ってきました。あなせんメンバー一同、この景色に癒されたのは言うまでもありません。そして長野県育ちの私にとっては何となく懐かしさも感じつつの訪問です。
今回担当したのは6年生26人のクラス。
教室にお邪魔して、まずはみんなでこんにちは!元気な声で教室が包まれます。
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そんなこの日の授業内容は「スピーチ」講座!
お友達のことを取材して、みんなの前で○○さんはこんな人!という紹介をしてもらう授業。
ただし、やはり「スピーチ=話す」前にはしっかりとした準備が必要です。そこで普段私たちアナウンサーが実践しているスピーチのコツを伝授!
まず発声や活舌、姿勢といった基本から。「あ・い・う・え・お!」、みんなもだんだんと声が出るようになっていきます。次はアナウンサーも最初は苦戦する「ばら・ばり・ばる・ばれ・ばろ…」にも挑戦。率先してやってくれた子もいて、みんなの積極性が伝わってきます。
基本的な準備ができたところでいよいよ授業のテーマであるスピーチへ。
スピーチで大事なことは、聞いている相手に伝わること。
どうしたら自分の言葉で内容をイメージしてもらえるかな、楽しい話が楽しく聞こえるかな。
みんなの「伝えたい」思いが「伝わる」ために大事なのは何か、という当たり前のようで難しくもある、話す上での大切なことを学んでいきます。
そして今回は友人紹介というスピーチなので、まずは紹介する友達のことを知らなくてはいけません。いつも話をしている友達ってどんな人かな?という取材のスタートです。すると短時間ながら、ここでも積極的に友達に話を聞く子どもの姿がありました。
さぁ、友達のことをたくさん知ることができた後は、今日学んだことを生かしたスピーチ!
すると、みんな姿勢や、発声についての大事な意識をちゃんと持ってスピーチに臨んでくれます。この成長速度は本当にすごいですよね!
あっという間に子どもたちの可能性を感じたところで授業も終わりの時間に。
最後に改めて「話す」ことや、「コミュニケーションの楽しさ」について、私なりの思いを伝えて授業は終了です。本当に元気な子どもたちから私もたくさんのことを学べた気がしています!
そういえば、私たちが校舎を出たところで、6年生の子どもたちがみんなで「ありがとうございましたー!」と大きな声でお見送りしてくれました。
良い声出てたなぁ…と小穴先生も満足しての帰京となったこともお伝えしておきますね。
大桑小のみんな、学校関係者の皆様ありがとうございました。
文:小穴浩司(フジテレビ アナウンサー)