第35回援助プロジェクト ガイアナ共和国
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ガイアナ共和国概要 佐々木アナレポート
ガイアナ共和国取材に同行して フォトギャラリー
ガイアナ取材を終えて ガイアナ活動報告2013
世界の5歳未満児の死亡者数は、1960年の時点で推定2,000万人とされていたのが、HIVの母子感染予防、エイズの小児治療、殺虫剤処理が施された蚊帳と薬によるマラリア予防と治療も進み確実な推定値が取れた2006年度の死亡者数は970万人まで減少しました。
しかしながら、毎日平均26,000人を超える5歳未満児が、本来ならば予防できる要因によって命を奪われており、その子どもたちのほとんどは世界の60の開発途上の地域に住んでいるといわれています。これらの国々では、食糧が安定的に手に入れられない、女性の識字率の低さ、若年齢での妊娠、出生時の異常、不適切な食事習慣、衛生観念の欠如、安全な飲み水を手に入れられない、適切な衛生施設が無いなどが命を落とす要因として考えられています。また同時に、貧困、差別、財源・資源の不足、文化に合わない提供の仕方などが原因で、保健・栄養サービスが受けられないことなども要因として挙げられています。
FNSチャリティキャンペーンでは、今年度『ガイアナ共和国』の子どもたちを取材しますが、その中には保健・衛生・基礎教育と切り離せないHIV/エイズ問題も含まれています。世界的にHIV感染率は横ばいの状況ですが、若年層や女性に増加傾向があり、治療をはじめHIV/エイズの対策において長期的な課題はまだまだ多くが残されています。
今年の支援国『ガイアナ共和国』の子どもたちの暮らしぶりを通し、世界で厳しい状況に置かれている子どもたちの姿を知っていただければと考えています。
これまでの支援国
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