倉田アナのパキスタン緊急報告・後編は大洪水によって生まれた感染症の拡大。今回の洪水でマラリアだけでも160万人が感染したと言われています。

倉田アナが訪れた別の村では出産直後、洪水が発生し、乳児を失った母を取材しました。洪水で農地は荒れ放題となり、現金収入を確保するため夫は大都市カラチに出稼ぎに出ています。現金収入を得るためには、大都市に向かうしかなく、夫は僅かばかりの現金収入のために過酷な労働をしています。

一方、大都市カラチで取材してみると、特に富裕層は農村の現状を知らない人も。様々な領域で生まれる格差。洪水は多くの人々の人生を狂わせています。貧困や格差、この国を取り巻く大きな問題が倉田アナに「一体何が出来るのか」という問いを投げかけます。是非、現地報告をご覧ください。