2022年、南西アジアのパキスタンを襲った大洪水。全国土の3分の1が水に覆われる事態になりました。死者の数は1,700人、被災者の数は3,300万人にのぼりました。「めざまし8」の取材班は洪水発生から約1年経って現地を訪れましたが、パキスタン南部シンド州の農地は依然広範囲にわたり水に覆われていました。

洪水被害の長期化で農民は耕作が出来なくなり、収入源を絶たれてしまいます。現地の状況がメディアで伝えられたのは発災当時だけ。国から、そして世界からも忘れ去られてしまった被災地となってしまいました。

広範囲に広がった水は、高温と相まって感染症の温床になっています。取材班は洪水の水に足を踏み入れ感染症にかかり、右足の切断を余儀なくされた少年に出会います。

気候変動に翻弄されるパキスタン。日本での常識がことごとく覆される取材の連続。倉田アナの現地報告を是非ご覧ください。