活動レポート

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堀池亮介アナが名古屋市でモザンビーク共和国の取材報告会

2023.02.01

 2022年9月にモザンビーク共和国を訪れ、子どもたちの現状を取材した堀池亮介アナウンサーが、2月1日、名古屋市で取材報告会(東海テレビ主催)を行いました。東区にある東文化小劇場では約60人、昭和区にある名古屋国際中・高等学校では約20人の生徒を前に、堀池アナが目の当たりにした貧困や栄養失調で苦しむモザンビークの子どもたちの窮状に関して、熱弁を振るいました。
 名古屋国際中・高等学校では「SDGs未来倶楽部Sus-Teen!」の生徒たちに向けて講演を行いました。「SDGs未来倶楽部Sus-Teen!」は企業や各団体と連携し、学生ならではの柔らかい発想で、さまざまなSDGs活動を行っています。
 慢性栄養不良で身体の小さい8歳の少年は、堀池アナとサッカーをした際、「将来、サッカー選手になりたい。また、一緒にサッカーボールを蹴りたい」と話し、堀池アナはその時の少年の目の輝きが印象に残ったと語りました。また、10歳の少女が通う学校では屋根がサイクロンで飛ばされ、太陽が照り付ける教室で授業を受けるなど、現地の子どもたちの劣悪な教育環境について紹介されました。
 堀池アナは「自分は子どもの頃、勉強が好きでなかったが、世界には学びたくても学べない子どもたちがいる。厳しい環境で生活しながらも、モザンビークの子どもたちの笑顔が印象的だった。皆さんは学ぶ時間がたくさんあるので、時間を大切に過ごしてほしい。皆さんが今を必死に生きていくことがこれから一つ一つ、世界の子どもたちを救う力になる」と生徒たちに呼びかけました。  
 講演を聞いた生徒たちからは「私も世界の子どもたちの現状を伝える協力をしたい」「食事の大切さを改めて知った」「私も現地で体験したい」などの発言が相次ぎました。

堀池亮介アナが名古屋市でモザンビーク共和国の取材報告会