「ＦＮＳチャリティキャンペーン」は1974年の設立以来、フジテレビ系列全28局とビーエスフジが協力し、放送やイベント、ＳＮＳ等で募金活動を行い、ユニセフを通じ、厳しい環境で暮らす世界の子どものための支援活動を行っている。毎年度、支援国を決め、情報番組等で視聴者に募金への協力を呼びかけている。50周年を迎える2023年度は、昨年6月のモンスーンで国土の３分の１が水没する被害を受けたパキスタンの子どもたちを支援している。
7月26日（水）、フジテレビの社内レストラン「DAIBA」で、キャンペーンの一環として、パキスタン風チキンカレーが登場し、代金の一部がパキスタンの子どもたちへの支援に活用された。他にも、サラダバーにはパキスタン大使館が提供したパキスタン産の塩が置かれた。イベントにあわせ、パキスタン大使館の商務参事官タヒール・ハビブ・チーマ氏が「DAIBA」を表敬訪問した。チーマ氏は「ＦＮＳチャリティキャンペーン」の支援について、「テレビ局が実施するキャンペーンは視聴者に届きやすく、我々の現状を知っていただくきっかけになると思います」とフジテレビ系列局に対して謝意を示した。
今回の「ＦＮＳチャリティキャンペーン」では、倉田大誠アナウンサーが6月に現地取材したパキスタンの子どもたちの現状を8月1日（火）、2日（水）の「めざまし８」（午前8時～9時50分）で放送を予定している。倉田アナは昨年6月の未曽有の大洪水から1年たったパキスタンの忘れ去られた被災地で、大災害がもたらした様々な「格差」に苦しむ人々の現状を伝える。