ウツボカズラの夢
捕虫…少女の思惑が家族を飲み込んでいく食虫植物女は誰…!?
美緒(川島鈴遥)の部屋から逃げて行った若い男。そして、部屋に落ちていた“ニンシンケンサヤク”のレシート。未芙由(志田未来)は考えを巡らせる。家事を引き受けたとはいっても、結局は家族と認められなければ本当に居場所を得たことにはならない。
翌朝、未芙由はレシートをゴミ袋にまとめる前のゴミ箱の脇に置く。そこにやってくる尚子(大塚寧々)。尚子はまんまとレシートを目にし、顔色を変えた。そんな様子を無表情に見つめる未芙由。――家族にならなきゃダメなんだ。
尚子は仁美(国生さゆり)にレシートのことを相談する。仁美は未芙由のものに違いないと主張。鹿島田家から追い出すべきだと尚子を諭す。尚子に寄生する仁美からすれば、未芙由は邪魔な存在でしかなかったのだ。
勝利を確信した仁美は、鹿島田家で未芙由にそれとなく嫌味を言う。
「人は皆面倒なことが嫌いなの。たとえば、妊娠検査薬を気軽に買っちゃう若い女には消えてもらいたい」
仁美の言葉に、自分に疑いが向いていることを未芙由は悟る。だったら――
未芙由はとある思惑を持って美緒の部屋を訪れる。レシートが尚子に見つかったことを告げる未芙由。美緒を心配する振りをしながら、未芙由が聞き出したものは……
「君は俺を脅す気か?」
尚子から相談された雄太郎(羽場裕一)は未芙由を詰問する。未芙由と道ならぬ関係をすでに結んでいる雄太郎は、レシートの事も未芙由の策略だと疑ってかかっていたのだった。そんな雄太郎に、未芙由は冷静にレシートの日付が自分の上京前であることを指摘する。まだ半信半疑の雄太郎。そんな雄太郎に未芙由は言う。
「最近の美緒ちゃん。何か悩んでいるんじゃないかと思うんです」
この妊娠騒動には仁美の息子・知也(前田旺志郎)が関係していた。そうと知らぬ仁美は、未芙由を追い出せると上機嫌。一方、レシートの持ち主が未芙由ではないことを知り、尚子はさらに動揺する。雄太郎の顔も険しさを増す。そこへ、未芙由に連れられて美緒がリビングに姿を現し……!!
翌朝、未芙由はレシートをゴミ袋にまとめる前のゴミ箱の脇に置く。そこにやってくる尚子(大塚寧々)。尚子はまんまとレシートを目にし、顔色を変えた。そんな様子を無表情に見つめる未芙由。――家族にならなきゃダメなんだ。
尚子は仁美(国生さゆり)にレシートのことを相談する。仁美は未芙由のものに違いないと主張。鹿島田家から追い出すべきだと尚子を諭す。尚子に寄生する仁美からすれば、未芙由は邪魔な存在でしかなかったのだ。
勝利を確信した仁美は、鹿島田家で未芙由にそれとなく嫌味を言う。
「人は皆面倒なことが嫌いなの。たとえば、妊娠検査薬を気軽に買っちゃう若い女には消えてもらいたい」
仁美の言葉に、自分に疑いが向いていることを未芙由は悟る。だったら――
未芙由はとある思惑を持って美緒の部屋を訪れる。レシートが尚子に見つかったことを告げる未芙由。美緒を心配する振りをしながら、未芙由が聞き出したものは……
「君は俺を脅す気か?」
尚子から相談された雄太郎(羽場裕一)は未芙由を詰問する。未芙由と道ならぬ関係をすでに結んでいる雄太郎は、レシートの事も未芙由の策略だと疑ってかかっていたのだった。そんな雄太郎に、未芙由は冷静にレシートの日付が自分の上京前であることを指摘する。まだ半信半疑の雄太郎。そんな雄太郎に未芙由は言う。
「最近の美緒ちゃん。何か悩んでいるんじゃないかと思うんです」
この妊娠騒動には仁美の息子・知也(前田旺志郎)が関係していた。そうと知らぬ仁美は、未芙由を追い出せると上機嫌。一方、レシートの持ち主が未芙由ではないことを知り、尚子はさらに動揺する。雄太郎の顔も険しさを増す。そこへ、未芙由に連れられて美緒がリビングに姿を現し……!!