第1回 2006年5月4日(木)放送 あらすじ

雪の中の出会い

 雪国の小さな温泉町に住むハナは在日韓国人で、18歳の高校生。父親はハナが8歳の時に亡くなり、母親のミチコと、父の妹でバツイチのヨウコ、その娘で秀才のマヤと旅館をやっている。しかしミチコが再婚して、新しい父親とユンソという兄ができる。19歳のユンソは日本語を覚えるため、ハナと同じ高校に通うが、まったく言葉を話そうとしない。ハナはユンソが気になって何かとかばう。
 ミチコはユンソの父親と新しい旅館を開くため、実印を義妹のヨウコに預けて箱根へ。
 ミチコがいなくなった途端、本性を現したヨウコは旅館の権利証を勝手に持ち出し、借金の返済に旅館を売って、娘のマヤと東京へ行こうと企てる。
 ハナはユンソが10歳の誕生日に母親を亡くしたこと、母の形見の十字架のネックレスを大事にしていること、自分が雪を亡き父親と思っているように彼も雪を母親と思っていることを知り、さらに親近感を持ち、彼の誕生日を祝う。ユンソも少しハナに心を開いたかに見えた。

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