第6回 2006年8月14日(月)放送 あらすじ

透けてみえる恋心

 藤井ミナミ(伊東美咲)は、柚木ヨウコ(白石美帆)にショッピングを付き合ってもらう。ミナミは壊れたバッグの代わりが欲しいのだが、これがなかなか決まらない。そんなミナミに、柚木はバッグと男選びは趣味が似ると進言。つまり、ミナミは注文ばかり多くて、ひとつに決めきれない女と言い切る。荻原智(瑛太)なのか…それとも? 会社に戻ったミナミの視線は、なぜか石田勇也(亀梨和也)を追ってしまう。しかし、どう見ても勇也は自分の恋愛対象になりそうにない。
 そんな折、今岡響太郎(佐藤浩市)のチームは、カレールーのCM制作案を手がけることに。勇也はやる気満々だが、桜木邦夫(相島一之)たちメンバーの表情は暗い。カレールー業界は、新作が相次ぐ激戦区。新製品を売り出すためのCM制作には、相当なプレッシャーがかけられるのだ。とにもかくにも、商品を知ろうということで、試食会を開くことになる。ミナミは、女性ならではの勝負カレーを作ることを依頼されてしまった。だが、ミナミは料理が苦手。一人で悩むミナミに、勇也が助け舟を出す。
 ミーティング後、営業に戻った荻原は、田中ミズホ(りょう)が早退したことを知る。同僚の言葉では、家庭内での揉め事らしい。驚く荻原は、田中から夫と別れようと考えていることを聞いていた。その頃、柚木は今岡に自分も癒して欲しいと訴える。だが、その時、今岡の携帯電話が着信。娘のなつき(志田未来)が学校で怪我をしたらしい。今岡は、柚木の話もそこそこに、会社を飛び出してしまった。一方、勇也はミナミのために、荻原に食べ物の好き嫌いをリサーチ。ついでに、試食会の会場も勝手に決めてしまう。
 勇也が決めた会場とは、今岡のマンション。なつきを迎えに行った今岡の留守に、チームのメンバーを招き入れた勇也は、ミナミの料理をお手伝い…と、言うより、メインの料理人は勇也。キッチンに入っているミナミと勇也をよそに、桜木や松井良英(原口あきまさ)は、上司の家を観察。柚木は、それとなく荻原に、ミナミをしっかり掴まえてやれとアドバイス。
 勇也が、みんなに今岡の古いアルバムを見せようとしたところに、本人がなつきと一緒に帰ってきた。バツの悪い勇也は、ミナミと買い物に。ミナミが買ったのは、マヨネーズ。勇也は、荻原のためだと気付く。荻原のどこが良いのかと問う勇也に、ミナミは憧れかもしれないと答える。何もかも器用にこなす荻原への憧れ…だが、荻原の姿に田中の影が重なるとも言う。
 ミナミたちが帰ると、いよいよカレーの試食。勇也が作ったとは知らないメンバーは、カレーの味を褒める。カレーを食べながら、メンバーはそれぞれに思いついたカレーのコピーをしゃべりだして…。
 次の日、飛び込みの仕事のミーティング後、ミナミは田中から昼食に誘われる。田中は、自分と荻原の恋の歴史を話し出す。学生時代からの長い交際。荻原を想う田中にミナミは困惑してしまう。

キャスト

藤井ミナミ(28) … 伊東美咲
石田勇也(23) … 亀梨和也(KAT-TUN)

荻原 智(25) … 瑛太
柚木ヨウコ(28) … 白石美帆
桜木邦夫(42) … 相島一之
渡辺ユリ(23) … 浅見れいな
松井良英(34) … 原口あきまさ
三田圭介(35) … 佐藤重幸
紺野なつき(10) … 志田未来
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田中ミズホ(32) … りょう
今岡響太郎(43) … 佐藤浩市

スタッフ

■原作
 おかざき真里
 「サプリ」(祥伝社刊)
 *「フィールヤング」にて連載中

■脚本
 金子ありさ

■演出
 成田 岳
 川村泰祐

■プロデュース
 関谷正征

■ラインプロデュース
 見戸夏美

■音楽
 菅野祐悟
 オリジナルサウンドトラック
 「サプリ」
 (ワーナーミュージック・ジャパン)

■制作
 フジテレビ

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