第9回 2012年3月6日(火)放送 あらすじ

ソウルケイジ

多摩川土手に放置されたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見された。近くにある工務店のガレージが血の海になっており、発見者の証言と切断現場に残された指紋との照合により、工務店経営の高岡賢一(石黒賢)の手首と判明した。遺体なき殺人事件として捜査が開始される。臨場班は日下守(遠藤憲一)、姫川玲子(竹内結子)の両班体制だ。
高岡工務店には、三島耕介(濱田岳)という従業員が勤務していた。高岡のガレージが血まみれになっているのを通報したのが三島だ。三島のアリバイは、恋人の中川美智子(蓮佛美沙子)から当該時刻に一緒にいたという証言を得ている。
三島の父は、13年前に、木下興業の建設現場で事故死している。その当時、高岡は中林建設にいて、三島の父はその下請け会社でとび職をやっていた。そして、高岡が勤めていた中林建設は田嶋組のフロント企業だとわかった。
井岡(生瀬勝久)と組んだ玲子は高岡の住んでいた家の近所の鈴木不動産の主人から、高岡はたばこ屋の息子で、鉄道会社に勤めていたことを聞く。高岡は中林建設に勤めるわけがないと主人は言う。中林建設の激しい地上げによる嫌がらせで、高岡の母が自殺したというのだ。
田嶋組は保険金詐欺に深く関わっており、三島の恋人の美智子の父親も木下興業でとび職をしていて、2カ月前に転落死をしていた。

キャスト

スタッフ

【原作】
誉田哲也

【脚本】
龍居由佳里

【企画】
成河広明

【プロデュース】
高丸雅隆
江森浩子

【演出】
佐藤祐市

【音楽】
林ゆうき

【制作著作】
共同テレビ

【制作】
フジテレビ

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