第1回 2012年1月10日(火)放送 あらすじ

シンメトリー

100人を超える死傷者を出した、10年前の列車転覆事故。引き起こしたのは、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。危険運転致死罪はまだ存在せず、運転していた男、米田靖史(当時24)(北上史欧)の刑期はたったの5年。ある日、出所後の米田が列車事故と同じ場所でれき死する。死体は、左右対称に真っ2つになっており、自殺と他殺両面の捜査が始まる。いつものように居酒屋で1人で飲んだ後、れき死体で米田が見つかるまでの時間は短いことから、おそらく計画的な犯行か。また、米田は殺害前に、「(鉄道会社、被害者、遺族への)賠償金の支払い義務が8億6千万円ある」と居酒屋でわめいていたらしい。
「被害者と遺族の会」会長、小川睦男(村上かず)の長女・実春(享年17)(藤本泉)は、列車事故でひどい死に方をした。警視庁捜査一課の姫川玲子(竹内結子)は実春が車両につぶされる直前、必死で彼女を助けようとした徳山(滝藤賢一)という駅員がいたことを知り、調べ始める。徳山はJRをとうに退職して現在は行方不明となっていた。大量の資料の中から、玲子は徳山のことが書かれている小さな新聞記事を見つける。「駅員の願いむなしく…最後まで乗客の救出を諦めず自らも負傷」とある。さらには、小川睦男も家のトイレで遺体で見つかった。地道な聞き込み等から、徳山が半ば「住んで」いるネットカフェにたどり着く。徳山のブースで玲子が目にした光景は…。

キャスト

スタッフ

【原作】
誉田哲也

【脚本】
龍居由佳里

【企画】
成河広明

【プロデュース】
高丸雅隆
江森浩子

【演出】
佐藤祐市

【音楽】
林ゆうき

【制作著作】
共同テレビ

【制作】
フジテレビ

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