あらすじ
<第7回> <第8回> <第9回>

<第7回> 「美羽、その愛と死」
 新たな事件が西原家で発生した。美羽(井川遥)から電話を受けた片瀬涼(木村拓哉)が駆けつけると、そこには微動だにしない柏木直哉(大澄賢也)の姿が。涼は、美羽を外出させて家に残り、やって来た警官に「自分が撃った」と告げ、捕まってしまう。
 事件を知った堂島完三(明石家さんま)は、涼を心配して電話をかけてきた優子(深津絵里)に、変な動きはしないようにと告げる。一方事件後、一旦は自宅に戻ってきた美羽だったが、手紙をしたためると再び家を後にする。そして・・・。
 日ノ出警察署では、杉田琴子(森下愛子)が女子大生殺人事件と西原家で起きた事件の相関性を推理して完三に聞かせていた。だが、完三の考えは琴子と違っていた・・・。

<第8回> 「明かされた過去」
 完三(明石家さんま)に命を救われた由紀(柴咲コウ)。完三の優しさに心を開いた由紀は、女子大生殺人事件の真相と思われることを打ち明ける。しかし、完三はすぐに警察の上司に報告しようとはしなかった。
 一方、旅から戻ってきた片瀬涼(木村拓哉)は、再び『REVE』で働き始める。涼が店に戻れるよう手配したのは、殺された柏木の姉、小百合(とよた真帆)。小百合は、新しく出す店を涼に任せてもいいと言う。だがそこには何かしらの思惑が・・・?
 ある日、完三は涼に会うために『REVE』を訪れる。由紀に起こった出来事を涼に話し、女子大生殺人事件のことも追求する完三。だが、涼はそ知らぬ顔で聞き流す。そんな涼に完三は、優子とだけは2度と会うなと釘を刺した。
 しかし完三の心配をよそに、優子(深津絵里)は涼のもとを訪れる。優子の傍らでつかのまの眠りにつく涼。その涼が突然、跳ね起きた。ただならぬ様子の涼に優子が声をかけると、涼は、最近よく見るという夢の話を語り始めた。

<第9回> 「二人結ばれた夜」
 涼(木村拓哉)と優子(深津絵里)を接近させてはいけない。完三(明石家さんま)の切実な願いは彼自身を暴走させ、涼を傷つけてしまった。自首しようとする完三だったが、事件にはなっていないことが判明。それでも完三は辞表を提出する。
 優子を守りたいという完三の強い思いは、優子に伝わったかに見えた。しかしこの一件以来、兄妹の関係はどこかギクシャクしてしまう。元気の無い優子の様子を見かねた完三は、密かに日下(八嶋智人)に連絡をし、再び二人を引き合わせるが・・・。
 一方涼は、医師に最近自分が見るようになった夢の話をする。すると、医師は何かのきっかけで封印された過去が蘇ることもあると涼に告げた。そんな医師との会話の中でカルテという言葉に何かを思いついた涼は・・・。


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