第8回 2015年12月8日(火)放送 あらすじ

ついに死闘決着…悪女の終焉 恋人を救え

今度こそカラ(菜々緒)の正体を暴こうと、自宅謹慎中にカラの故郷を訪ね、身辺を探っていた里見(松坂桃李)は、レナ(入山杏奈)と猪熊(木村文乃)が相次いで行方不明になっていることを知り、焦りを覚える。しかし、2人を探し始めた矢先、里見をカラのストーカーだと思い込んだ渡(光石研)に襲われ、意識不明の重体に。
病院に運ばれ懸命の処置が施されるなか、薄れる意識で、里見は初めて猪熊に出会った頃のことを思い出していた―。4年前、まだ巡査だった里見は、街中でひったくり犯を捕まえたことがきっかけで、当時交番勤務だった猪熊と出会い、一瞬にしてその笑顔にひかれる。そして何度か会った後、初めて猪熊を部屋に呼ぶが、あまりに色気のない展開に業を煮やして思わず…。
逮捕した渡を取り調べた速水(北山宏光)と安藤(船越英一郎)は、渡がカラの婚約者と名乗り、以前にカラのストーカー被害を訴えて警察署を訪れていたことから、犯行の動機が里見への復讐ではないかと考える。一方で、猪熊失踪との関連性も調べ始めるが、手がかりは見つからない。
監禁された猪熊のもとには、一連の事件の後に行方をくらませていた月本(要潤)が、憔悴しきった様子で姿を現す。さらに、カラから里見襲撃の話を聞き、深い絶望を味わう猪熊。
やがて、わずかな望みを賭け、カラに父親殺害後の生い立ちを尋ねると、カラは高校時代、自分と同じく孤立していた1人の女子生徒と仲良くなったこと、その子がきっかけで整形を始めたこと、そして、恐るべきある衝動に駆られたことなどを話し始める。
カラはすべてを語ると猪熊のスマホを使い、猪熊の両親へ「しばらく1人になりたい」と偽装メールを送る。そして、カラは「私の計画に変更は無い」と語って、ついに…!!

キャスト

スタッフ

【原作】
「サイレーン」山崎紗也夏(講談社モーニングKC刊)

【脚本】
佐藤嗣麻子(ドラマ・映画「アンフェア」「独身貴族」他)

【演出】
本橋圭太
白木啓一郎

【プロデューサー】
三宅喜重
河西秀幸
平部隆明

【音楽】
住友紀人

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