所轄刑事
欺かれた生活安全課
御茶ノ水署生活安全課係長・斉木斉(船越英一郎)とその部下・梢田威(的場浩司)は、自動車のドアをこじ開けようとしていた男を窃盗未遂の現行犯で逮捕する。高級車が盗まれる事件が頻発していたところだったため、その仲間かと疑われたが、違うようだった。いつものように神保町の商店街を2人でパトロールしていると一色署長(六平直政)から呼び出される。署長の話は御茶ノ水署の1日署長を青森在住の大物演歌歌手・津軽五郎(松崎しげる)が務め、管内をパレードする際に周辺警備をするようにとのことだった。パレードには今回の話のセッティングに尽力した保険会社の鳴海聡子(多岐川裕美)も同行するとのこと。鳴海は津軽と署長を担当している縁から今回の橋渡しを買って出たとのことだった。
パレード当日、見物客でごった返す中、助けを求める若い女性の声を聞きつける梢田。見物客をかき分け近寄ると、水島リカ(近野成美)が借金取りが押しかけていて父が脅されていると訴えてきた。梢田がリカとともに自宅の水島印刷に向かうと水島照夫(斎藤洋介)が金融会社社長の小林修一郎(永澤俊矢)らに金を返せとすごまれていた。止めに入ったはずの梢田が思わず手を出しそうになったところに、どこからともなく斉木が割って入る。斉木の口八丁によって小林らは退散し、事なきを得る。その後リカが止めるにもかかわらず、水島は警備員のバイトに出かけるという。斉木は水島に付き添い、バイト先の専門学校に向かうことにし、梢田はリカとともに荒らされた水島印刷の事務所の片付けを手伝うことにする。
事務所の片付けを終えた梢田は帰り道に顔をマスクで隠した男が車のドアを細工しようとしているところを発見。逃げ出すマスクの男を追いかけるが取り逃がしてしまう。水島のバイト先の専門学校で梢田から報告を受ける斉木。その様子を耳にした水島は同僚の久保正之(菊池健一郎)に話すが、久保は関心がないようだった。
数日後、専門学校の駐車場で車の窓ガラスが割られる事件が発生。現場に駆けつけた水島は不審な人物の姿を発見すると追跡する。が、翌朝、非常階段の下で転落死した状態で発見されるのだった…。
パレード当日、見物客でごった返す中、助けを求める若い女性の声を聞きつける梢田。見物客をかき分け近寄ると、水島リカ(近野成美)が借金取りが押しかけていて父が脅されていると訴えてきた。梢田がリカとともに自宅の水島印刷に向かうと水島照夫(斎藤洋介)が金融会社社長の小林修一郎(永澤俊矢)らに金を返せとすごまれていた。止めに入ったはずの梢田が思わず手を出しそうになったところに、どこからともなく斉木が割って入る。斉木の口八丁によって小林らは退散し、事なきを得る。その後リカが止めるにもかかわらず、水島は警備員のバイトに出かけるという。斉木は水島に付き添い、バイト先の専門学校に向かうことにし、梢田はリカとともに荒らされた水島印刷の事務所の片付けを手伝うことにする。
事務所の片付けを終えた梢田は帰り道に顔をマスクで隠した男が車のドアを細工しようとしているところを発見。逃げ出すマスクの男を追いかけるが取り逃がしてしまう。水島のバイト先の専門学校で梢田から報告を受ける斉木。その様子を耳にした水島は同僚の久保正之(菊池健一郎)に話すが、久保は関心がないようだった。
数日後、専門学校の駐車場で車の窓ガラスが割られる事件が発生。現場に駆けつけた水島は不審な人物の姿を発見すると追跡する。が、翌朝、非常階段の下で転落死した状態で発見されるのだった…。