小林を利用した聖人の企みが章吾に知られそうになる。聖人から企みを章吾に告げたければ告げていいと言われている礼子だったが、とっさに嘘をついて章吾の追求をかわす。
　ところが章吾は礼子の説明に納得しつつも礼子と聖人の関係に疑いを募らせてていく。
　翌日、礼子は彩乃に呼び出される。別荘へはもう来ないよう聖人に伝えてほしいと頼む彩乃。礼子は自分本位の生き方をする彩乃に、反発する。
　その夜、礼子は彩乃のことを相談するために聖人を部屋に呼ぶ。
　その様子を一葉が見ていた。一葉は二人が隠れて会っていることを章吾に伝える。