第3回 2007年4月30日(月)放送 あらすじ

席がえしたら結婚できますか

 またしても披露宴会場に戻った健(山下智久)は、次のスライドを見ていた。礼(長澤まさみ)を奪った男、新郎・多田哲也(藤木直人)その人が、健と礼のクラスの教育実習を終えた最後の日の記念写真だ。皮肉にも、その写真の中で健は、多田との別れがつらくて号泣している。自分の情けない姿に落ち込む健は、またまた高校時代へと戻った。
 多田は健たちのクラスを担当する教育実習生だが、黙々と授業を行うだけの地味なキャラクターゆえ、生徒たちからは関心を持たれていない存在だ。別のクラスに来ている美人実習生・キャメロン(松本莉緒)と比べても明らかにハズレだ、という幹雄(平岡祐太)、尚(濱田岳)らに同意する礼に、内心喜ぶセコい健。授業中にこっそり回された、「最終日に花を贈るか否か」というアンケートにも、クラスのほとんどの生徒が、NOに印を付ける。多田は、生徒たちの誰ともうち解けないまま、2週間の実習を終えようとしていた。
 ところが突然、健の記憶がよみがえった。あのとき、ある物を偶然見つけた健が、多田と生徒たちの間の壁を取り払うことになったのだ。そしてまた今回も、健はそのきっかけとなるある物を拾い、とっさにそれを隠した。うしろめたい気持ちになる健。
 ホームルームが自習になり、席替えを行うことになった。男女が交代で各々自分の好きな席に座り、ご対面するという方式にしようと盛り上がる。健と礼は今、隣同士の席だ。健はなんとなくわかっていた。礼がどの席を選ぶかを…。
 健は多田とゴミ捨場で偶然会ってしまい、気まずい気分のまま、二人きりで話すことに。多田の思いがけない言葉を聞いた健は…?!

キャスト

岩瀬 健 … 山下智久
吉田 礼 … 長澤まさみ
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奥 エリ … 榮倉奈々
榎戸幹雄 … 平岡祐太
鶴見 尚 … 濱田 岳
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妖精 … 三上博史
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多田哲也 … 藤木直人

ほか

スタッフ

■脚本
 金子茂樹

■プロデュース
 瀧山麻土香
 三竿玲子

■演出
 成田 岳

■音楽
 吉川 慶

■制作
 フジテレビ

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