第1回 2007年4月16日(月)放送 あらすじ

甲子園行けたら結婚できる!?

 スーツの上着に袖を通しながら慌てた様子で走る岩瀬健(山下智久)。向かう先は、幼なじみの吉田礼(長澤まさみ)の結婚式だ。教会の控え室では、ウエディングドレス姿の礼が親友・奥エリ(榮倉奈々)と思い出話に花を咲かせている。表では、高校時代からのくされ縁である友人たち・榎戸幹雄(平岡祐太)と鶴見尚(濱田岳)が健の到着を今か今かと待ちかまえていた。
 なんとか式に間に合った健だが 心は晴れない。美しい新婦・礼と新郎・多田哲也(藤木直人)が誓いのキス。健にとって世界で一番好きな人が今、他の男性と結婚していく…。幼なじみであるが故に、健は礼への想いをずっと伝えられなかったのだ。
 そんな健が、披露宴では二人のためにスピーチまでしてしまう。スライドショーが始まり、スクリーンには幸せそうな二人の姿が次々に映し出される。そして、その隅に写っているふがいない自分の姿を見るうちに、健は強烈な後悔の念に襲われる。「あのころに戻ってやり直したい!」。と、突然どこからか“妖精”を名乗る男(三上博史)が現れ、「そんなに戻りたいなら戻してやる」と、健をスライドに映る過去にタイムスリップさせた!
 次の瞬間、健は野球場にいた。2001年7月の甲子園の東京都予選大会の試合中だ。スタンドでは礼やエリたちが応援している。代打の指名を受けてバッターボックスに立った健は、突然ピッチャーの配球を思い出し、フェンス直撃のヒットを放って全力で走る。しかしその時また思い出した。この後、尚が三振して負けるんだ! チームメイトたちの制止の声など聞こえないかのように、躊躇なく三塁を蹴って猛然と走る健。祈るように見守る礼の前で、健はホームベースを踏むことができるのか…?!

キャスト

岩瀬 健 … 山下智久
吉田 礼 … 長澤まさみ
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奥 エリ … 榮倉奈々
榎戸幹雄 … 平岡祐太
鶴見 尚 … 濱田 岳
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妖精 … 三上博史
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多田哲也 … 藤木直人

ほか

スタッフ

■脚本
 金子茂樹

■プロデュース
 瀧山麻土香
 三竿玲子

■演出
 成田 岳

■音楽
 吉川 慶

■制作
 フジテレビ

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