第7回 2016年2月25日(木)放送 あらすじ

どうして警察が…だまされた女

小田直美(広末涼子)と服部加奈子(内田有紀)は、マンションの防犯カメラの映像を確認すると言って一歩も譲らない服部陽子(吉田羊)と管理人の坂下(ト字たかお)を訪ねるが、住人のプライバシーにかかわる問題だから見せられない、と言われてしまう。直美と加奈子は密かに安堵するが、陽子はあきらめず、管理会社に事情を伝えてなんとか見られるように調整してくれと坂下に迫る。
防犯カメラの映像の保管期間は3週間。あと、数日経てば証拠は消えるが、陽子の執拗な追跡に、直美と加奈子は不安が募る。加奈子は、当分、働くことは考えないほうがいいだろうと言うが、直美は加奈子の新たな人生のスタートのためには必要だとし、後日、李朱美(高畑淳子)の面接に一緒に出向く。
同じ頃、陽子は、興信所へ駆け込み所員の三枝(前川泰之)に詳細を説明。三枝は、服部達郎(佐藤隆太)が失踪した理由は、仕事だけとは限らない、女性がらみの失踪なら、土地勘のない上海に逃げる可能性もありうる、との見解を話す。あなたの知らない顔があったかもしれない、と言われた陽子は言葉を失う。興信所を出た陽子は、達郎の銀行の同僚の山本芳樹(近藤公園)に電話をかけ、あることを依頼する。
別の日、直美は、顧客の斎藤順子(富司純子)の自宅で昼食をごちそうになった。片づけを済ませ帰ろうとしたところに、山本がやってくる。達郎の行方が分からなくなったため、自分が順子を担当している、と聞いた直美は、銀行が行っている達郎に関する追加調査について探りを入れる。そこで直美は、山本の口から驚きの事実を聞き…。

キャスト

スタッフ

【原作】
奥田英朗「ナオミとカナコ」(幻冬舎刊)

【脚本】
浜田秀哉

【演出】
金井紘
葉山浩樹
品田俊介

【音楽】
ガブリエル・ロベルト

【プロデュース】
長部聡介
大木綾子

【制作】
フジテレビジョン

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