第5回 2016年2月11日(木)放送 あらすじ

夫殺したこと驚くほど後悔してない

小田直美(広末涼子)と服部加奈子(内田有紀)は、酔って熟睡している服部達郎(佐藤隆太)の枕の下にロープを差し込むと、その端をそれぞれで握った。顔を見合わせ、意志を確認したふたりは、カウントダウンから、ロープを締め上げようとした。と、その瞬間、けたたましい音をたて、達郎の携帯電話が鳴り響く。着信履歴は、服部陽子(吉田羊)だった。電話に反応した達郎は、ゆっくりと目を開け、自分の両脇にいる直美と加奈子に気づいた。驚がくして硬直状態になる直美。加奈子は、直美に声をかけると自らロープを引っ張った。我に返った直美も慌ててロープを引く。ふたりは、全体重をかけて引いた――。
翌日、直美と加奈子は、達郎になりすました林竜輝(佐藤隆太/二役)と落ち合うと、林にATMで報酬を引き出させた。防犯カメラに自分の姿が映っていることを意識しながら、林は達郎の利き手である右手で機械を操作した。
さらに翌日の日曜日、直美と加奈子は人気のパンケーキ店に並びランチをとり、その後、達郎の失踪が明らかになる月曜日からの対処法を話し合った。
月曜日の朝9時半過ぎ――。予想通り、達郎の銀行の同僚の山本(近藤公園)から、自宅に電話がかかってくる。加奈子は、直美との打ち合わせ通り、達郎は土曜の昼に「休日出勤」だと言って自宅を出たまま戻っていないと話した。同じ頃、直美には李朱美(高畑淳子)から、大事な話がある、と電話がかかってきて…。

キャスト

スタッフ

【原作】
奥田英朗「ナオミとカナコ」(幻冬舎刊)

【脚本】
浜田秀哉

【演出】
金井紘
葉山浩樹
品田俊介

【音楽】
ガブリエル・ロベルト

【プロデュース】
長部聡介
大木綾子

【制作】
フジテレビジョン

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