第11回 2024年9月16日(月)放送 あらすじ

山中で消えゆく命 山岳医療とMMTの未来のために

土砂災害に巻き込まれた登山者全員が病院へ搬送され、救命処置にあたった宮本歩(杉野遥亮)、江森岳人(大森南朋)、鮎川玲(宮澤エマ)の間に安堵(あんど)の空気が広がった直後、江森が胸に激しい痛みを覚え、苦しみだす。歩はすぐに救助ヘリを要請するが、すでに日没が迫っていて救助は難しい。歩から状況を聞いた松澤周子(檀れい)も必死で消防に救助を頼み込むが、やはり聞き入れてはもらえず、その様子を見た純家(松尾諭)からは自業自得だと容赦ない言葉を浴びせられてしまう。

日が沈みかける山では、江森の意識がもうろうとし始めていた。救助ヘリがやってくる見込みはなく、玲は最悪の事態を覚悟するが、それでも諦められない歩は、江森を背負って下山することを決意。その脳裏には、これまでの江森の厳しくも愛ある言葉の数々が浮かんできて、歩は悔しさのあまり「医者が山で死んでどうするんだよ!」と声を荒らげる。しかし次の瞬間、江森の呼吸が止まっていることに気付いて…。

「医師が山へ行けば、救える命がある」――くしくも、江森がMMTの掲げる理想を自ら体現した直後に起きた絶体絶命の事態。そこへ追い打ちをかけるように、知事からはMMTの解散が告げられる。

はたして、MMTは大事なメンバーを失い、このまま解散してしまうのか。山岳医療に再び希望の光をともし、新しい医療の扉を開く日は訪れるのか…。

キャスト

杉野遥亮
岡崎紗絵
宮澤エマ
向井康二
近藤公園
トラウデン直美
工藤美桜
吉田健悟

八嶋智人
遠山俊也
平山祐介

石野真子
石丸謙二郎
檀れい
大森南朋

スタッフ

【脚本】
高橋悠也

【音楽】
林ゆうき

【主題歌】
Official髭男dism「Sharon」

【プロデューサー】
近藤匡(関西テレビ)
大城哲也(ジニアス)

【演出】
国本雅広
高橋貴司
保坂昭一

【制作協力】
ジニアス

【制作著作】
関西テレビ

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