救命病棟24時 第3シリーズ
#5 初めて分かった父の想い
進藤一生(江口洋介)が手伝う高度救命救急センターは、各地からボランティアも集まって落ち着きを取り戻そうとしていた。しかし、未だに高度な医療機器は使用できず、本来の姿に戻ったわけではない。医局長の黒木春正(香川照之)も完全復帰の時期をスタッフに約束できなかった。胸部大動脈損傷で運ばれた小島楓(松嶋菜々子)の婚約者、加賀裕樹(石黒賢)の容態は安定し、意識も取り戻すのだが、予断は許されない状態だった。
その頃、磯部望(京野ことみ)の父、武彦(渡辺哲)は単身、車で都内にやって来ていた。望の身を案じてのことだが、その姿は見当たらない。武彦は、河野定雄(平田満)や河原崎美江子(深浦加奈子)の避難所でも望の姿を探すが心当たりのある者もなく、ただ落胆するだけ。そこに、テレビの取材クルーを従えた寺泉隼人(仲村トオル)が食料を持って現れた。だが、その食品は老人の口には固すぎる。その時、定雄が倒れてしまう。寺泉は武彦たちと、定雄を救命センターに運び込む。肺炎と診断された定雄は、進藤や楓の治療を受ける。そこに、定雄の息子、和也(小栗旬)も駆けつけるが、兄の純介(川岡大次郎)に役に立たないと追い返されてしまう。悔しさで治療室を出た和也に望が声をかけた。望の声に反応したのは武彦。連絡をよこさない望を叱る武彦は、つい殴ってしまい…。
その頃、磯部望(京野ことみ)の父、武彦(渡辺哲)は単身、車で都内にやって来ていた。望の身を案じてのことだが、その姿は見当たらない。武彦は、河野定雄(平田満)や河原崎美江子(深浦加奈子)の避難所でも望の姿を探すが心当たりのある者もなく、ただ落胆するだけ。そこに、テレビの取材クルーを従えた寺泉隼人(仲村トオル)が食料を持って現れた。だが、その食品は老人の口には固すぎる。その時、定雄が倒れてしまう。寺泉は武彦たちと、定雄を救命センターに運び込む。肺炎と診断された定雄は、進藤や楓の治療を受ける。そこに、定雄の息子、和也(小栗旬)も駆けつけるが、兄の純介(川岡大次郎)に役に立たないと追い返されてしまう。悔しさで治療室を出た和也に望が声をかけた。望の声に反応したのは武彦。連絡をよこさない望を叱る武彦は、つい殴ってしまい…。