蒼太は深手を負いつつ、命を取り留める。しかし、潔子をさらなる不幸が襲う。お腹の子が流れてしまったのだ。さらに、二宮自害の報を聞いた潔子は、これからどうすればいいのか分からなくなる。そんな中、弥彦（合田雅吏）からいきなり離縁を宣告され、潔子はさらに混乱に追い込まれて…。
たつ（赤座美代子）の前で、自分の心の叫びを吐露する潔子。彼女は自分で自分の心の制御ができなくなっていた。しかし、そんな潔子にたつは「初めてあんたの本当の声が聞こえた気がする」と言う。たつは潔子に、全身で弥彦にぶつかるよう助言。その結果、どうなったとしても潔子の味方でいる、と。たつの言葉に潔子は…。
一方、蒼太（石垣佑磨）は弥彦から潔子に離縁を申し入れたと聞かされる。蒼太は弥彦が内心、潔子を愛しているのではないかと指摘。意外にもそのことを素直に認めた弥彦に蒼太は、流産して深く傷ついた潔子を救えるのは弥彦しかいない、と告げる。弥彦の中でも何かが変わり始め…。
その頃、渋澤商会ではこれまでで一番の大問題が発生していた。