潔子（福田沙紀）への嫉妬に心おだやかでない千代（渋谷飛鳥）は思い余って隆道（加藤慶祐）に愛を告白するが、にべもなく断られる。千代の中で潔子への憎しみが爆発する。潔子を店の階段から突き落とす千代。潔子は薄れる視界の中で千代の姿を見る。
潔子が転げ落ちるのを、偶然店を訪れた弥彦（合田雅吏）と蒼太（石垣佑磨）が見かける。我を忘れ、潔子を介抱する蒼太。一方、弥彦は階段上から逃げていく千代の姿に気づき…。
八重（比企理恵）や権蔵（金山一彦）は、千代から潔子を突き落としたと聞かされる。さらにそのことを潔子が知っていると知り、口封じのために潔子を女郎屋に売り飛ばすことを思いつく。その会話を聞いていた弥彦は千代が犯人だと確信するが、潔子は弥彦に「自分で落ちたのだ」と千代をかばう。どこまでも人を信じようとする潔子の姿に弥彦は…。