たつ（赤座美代子）は思案の末、弥彦（合田雅吏）の体が回復するまで清太郎（八神蓮）を社長代理に据えることを決める。何とか清太郎を一人前にしたい、というたつの願いを叶えるため、潔子（福田沙紀）も尽力することを約束する。
一方、蒼太（石垣佑磨）は隆道（加藤慶祐）の子を宿した千代（渋谷飛鳥）の面倒を見ることに。話を聞いた弥彦は潔子の前で、隆道が戻らなかったらどうするつもりなのか、と蒼太に問う。潔子は思わず席を立つ。潔子を試すかのような弥彦の言動に、蒼太は「潔子を信じろ」と弥彦に告げる。その静かな蒼太の目に、弥彦は自身の小ささを感じてしまい…。
そんな中、潔子の父・忠近（渡辺裕之）を無実の罪に追いやった罪悪感が、二宮を押しつぶそうとしていた。「あいつさえ…あいつさえいなければ…」と、二宮の目が狂気に歪み…。