弥彦（合田雅吏）と向き合おうと、さざれ石を訪れた潔子（福田沙紀）は弥彦から、さらに突き放されてしまう。そんな中、清太郎（八神蓮）が商品取引で大損をしてしまう。清太郎を罵倒する弥彦。あまりの言いように潔子は弥彦を強い言葉で非難して…。
父親に歯向かった潔子にわずかながら心を許した清太郎は、母が亡くなった経緯を彼女に話す。はじめて聞く弥彦の過去に、潔子は少しだけ心が強くなる。清太郎から改めて「一日も早くこの家を出たほうがいい」と告げられるが、潔子はむしろ弥彦と向き合う覚悟を決めて…。
清太郎の妻、久仁子（富永沙織）は蒼太（石垣佑磨）が「渋澤商会」にいた頃から彼を気に入り、用事もないのに蒼太を訪ねては、時間を潰していた。潔子の話に思わず手が止まる蒼太。蒼太の中にはまだ潔子への思いがあったのだ。そんな蒼太を久仁子はじっと見つめる。
弥彦と向き合おうと仕事の勉強を始める潔子。が、弥彦の本の中に隠された写真を見つけてしまう。そこには、清太郎の母親でもない、若く清楚な女が写っていて…。