潔子（福田沙紀）の前に蒼太（石垣佑磨）が現れる。二人は、手を取り合って、後先のことも考えず走り出す。二人で生きる明日を夢見て走る潔子と蒼太。が、潔子の履いていた草履の鼻緒が切れて…。
潔子と弥彦（合田雅吏）の結婚式当日。潔子は自分と蒼太の歩んでいる道が別々になってしまったことを痛感していた。蒼太への思いを断ち切ることはできない。でも、その上で、渋澤の嫁として前を向いて生きていく。そう覚悟する潔子だった。
一方、弥彦の息子、清太郎（八神蓮）は父親が自分より若い潔子を後妻に迎えることに苛立っていた。清太郎の妻、久仁子（富永沙織）は夫の相手をせず、お気に入りの蒼太のもとに向かう。
蒼太は久仁子から、潔子が結婚した以上、いつ妊娠してもおかしくない、と言われ、改めて失ったものの大きさを痛感する。その日の夜、緊張して弥彦を待つ潔子。そんな潔子に弥彦は…。