夢に向かっている蒼太（石垣佑磨）に迷惑はかけたくなく、潔子（福田沙紀）は、無理やり押し付けられた借金をひとりで返済しようとする。たとえ「身売りすることになろうとも」と、悲壮な覚悟を決める潔子。そこに蒼太が駆けつけ、おもむろに潔子を抱きしめる。「後は俺に任せてくれ。言っただろう、きいちゃんは俺が守るって」。やさしく語る蒼太の胸で涙を流す潔子。
蒼太は潔子の借金を肩代わりする旨を権蔵（金山一彦）に申し入れる。ところが、権蔵からはさらに無理難題の条件を突き付けられて…。拒否しようとする潔子だったが、蒼太はそれでも構わないと条件を飲む。たとえ何があろうとも、潔子のためならば何でもやるという決意のあらわれだった。
「結婚しよう。どんな苦労も一緒に分かち合いたい」と蒼太は潔子に言う。潔子は蒼太の思いに胸を熱くして…。